富山大学案内2018
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 芸術文化学部は、国立の総合大学において本格的な芸術系教育を受けられる希少な学部です。美術、工芸、デザイン、建築デザイン、キュレーションの専門的な知識や表現力に加えて、社会にそれらを活用していくことができるよう幅広い教養を合わせ持つ人材を育成しています。 芸術系分野では今日、コンピュータを用いた表現や、既存のモノやコトを活用した取り組みなどが行われています。芸術文化学部では、そのような多様性に応えられるよう、デッサンに加えて小論文による試験を行っています。入学後は垣根の低い履修制度により、コースを横断した『融合教育』の中で自分の進路を絞り込んでいくことができます。また、地域と連携した『実践教育』により、専門的な知識や技術を具体的に学びます。 ユニークな発想力と感性豊かな表現力、さらに社会性とを合わせ持つ人材。総合大学の中にある芸術系だからこそできる人材育成を行っています。高岡TAKAOKA campus感性と社会性とを合わせ持つ人材育成。 自然・社会・文化・人間について幅広く学ぶための教養教育科目と、美術、工芸、デザイン、建築、キュレーションに関する専門を学ぶ専門教育科目とで構成し、体系的にカリキュラムを編成しています。 専門教育科目は、基礎的な科目とコースの専門に特化した科目で編成し、学生が芸術文化に関する複眼的な視点を持てるよう、コースを横断させた融合教育を行います。 芸術文化に関心があり、美術、工芸、デザイン、建築、キュレーションに対する学修意欲を持ち、社会の調和的発展に貢献しようとする高い志を持つ者を求めます。入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)よりこのような人を求めています教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)よりこのような教育を行います卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)より※各ポリシーの全文は、本学ウェブサイトに掲載しています。このような人を育てます 芸術文化に対する感性と幅広い分野の知識・技術を活用し、人間と自然や社会との関わりを見つめ、そこに存在する数々の問題を発見し、解決しようと自発的に行動する意欲的な人材の育成を目的としています。 この目的に基づいて、芸術文化の「つくり手」(創造的活動を通して社会に豊かさを供給できる人材)、「つかい手」(既存のもの、こと、空間を使いこなせる人材)、「つなぎ手」(様々な要素をつなげて、新たな価値を提案できる人材)として、社会の調和的発展に意欲的に貢献する態度を身に付け、所定の学修成果を上げた者に学士(芸術文化学)の学位を授与します。入学定員:110人Faculty of Art and Design芸術文化学部芸術文化学科美術・工芸コース建築デザインコースデザインコース地域キュレーションコース23

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