キャンパスガイド2017
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1大学の授業 大学と高校との大きな違いは、自分の学問的関心を踏まえて、自主的に授業を選び、履修登録をして、自分自身で授業時間割を作らなければならないことです。 卒業するために修得しなければならない単位数充足要件等は決められています。 履修登録に関して疑問や分からないことがあれば、各学部の教務担当窓口で相談してください。 自分で時間割を作るので、時間割を隙間なく埋めたくなるかもしれません。しかし、単位を修得するためには、授業時間内の学修だけでなく、授業時間外での相当量の自己学修が含まれていなければならないので、それは、望ましい履修計画とは言えません。精選して履修し、一つ一つの授業科目をできるだけ丹念に、かつ大切に学んでください。なお、本学では、授業科目の履修登録制限(CAP制)を平成28年度入学者から導入しています。詳しくは各ガイドや履修規則を確認してください。 成績の判定(評価)は、通常、1学期15週の授業を受講した後、受講状況、課題への取り組み、レポートや試験の結果を基に授業担当教員が行います。各授業の成績評価方法に関しては、シラバスで確認してください。 このように、大学の授業では、自主的な態度や取り組みが求められます。2課外活動課外活動 「課外活動」とは、正課の授業以外に学生自身が組織的かつ自主的に行うものであり、本学の理念と目標に掲げる「豊かな人間性」を持つ人材の育成にも通じるものです。 特に、大学での「課外活動」は、高校までの活動とは異なり、学生が自らの判断と、その責任において活動し、自己の人間形成に資することを目的とするものであり、大学はその活動が円滑に行われるよう総合的に助言・指導をするにとどまり、課外活動の結果について、全ての責任を負うものではありません。安易な考えによる法律や道徳に反する言動(未成年の飲酒や飲酒運転、近隣への騒音等)は決して許されません。本学の学生として良識を持って活動することを強く求めます。 また、課外活動、特に体育系の課外活動には多かれ少なかれ危険を伴います。必要かつ適切な対策を講じ注意を払えばほとんどの危険は防げますが、万一、事故が発生した場合、事故の責任は、その課外活動団体又は個人にあるので、部員一人一人が自らを抑制し、常に部員全体の安全に配慮した活動を心掛ける必要があります。 なお、学業と課外活動を両立していくには工夫と努力を要します。学生が学業において着実に単位を修得するとともに、課外活動に積極的に参加し、課外活動がますます発展することを本学は支援します。48  Campus Guide 2017キャンパス生活

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