人間発達科学部案内2018
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Reframing!Project基礎ゼミ 入学後半年は、主として「学部共通科目」および「基礎ゼミナール」を履修し、学生と教員が少人数で話し合うオリエンテーションも活用しながら、自分の資質や進路を考えてコースを選択します。語学などの全学「教養教育」、人間発達科学部の「学科共通専門科目」の履修も1年次に始まります。インターンシップ 人間発達科学部のインターンシップは、「インストラクショナルデザイン」「ボランティア体験」との組み合わせの中から必要な単位数を修得しなければならない科目(選択必修)です。 就労体験の一つであり、関心のある企業等で10日間を目安に実習・研修等を受けます。富山県インターンシップ推進協議会が管理している受入れ先企業等から選択し、3年生の夏季休業期間中に履修する事を原則とします。ただし、単に実習・研修を受けるだけではなく、社会人としてのマナー等に関するセミナーを受講したり、面接を受けたりする事前の準備があります。事後指導を含め、これらを一体のものとして取り組む事で効果を上げています。観察実験アシスタント(旧・理科支援員) 小学校・中学校理科の実験・観察の準備や授業補助、後片付け、理科室の整備をするのが、観察実験アシスタントの仕事です。 平成28年度は、富山県内小・中学校のうち71校で本学部を中心とした富山大学学生アシスタントが、地域人材や富山国際大学学生アシスタントとともに活躍。授業やゼミの空き時間を活用し、毎週1回程度通勤する「長期のイン特別研究 4年間のプロジェクトの総決算となるのが特別研究です。3年次までに身につけた技法や問題意識をベースに、自分で選んだ研究テーマにふさわしい教員の指導のもと、問題の発見、解決方法の選択、調査や実験などの活動、考察や発表のプロセスを1年間かけて実践的に学びながら、オリジナルな提案をまとめます。プロジェクト型学習 現代社会の複雑化する諸問題を解決できるように、講義、実験、演習等で鍛えた能力を活用して、プロジェクト型学習(プロジェクトマネージメント、プロジェクト研究)に取り組みます。問題発見から調査分析、企画立案、制作と実践、考察と評価、発表と情報共有に至る包括的なグループ学習を行い、新時代の社会人に求められる能力を高めながら、特別研究への確実なステップを踏みます。学級担任論(学びのアシスト/スタディ・メイトジュニア) 学級担任論は、講義と小学校でのフィールドワークをあわせ持った創造的な授業です。A、B2つのコースにわかれ、Aコースは「学びのアシスト」と呼ばれ、学級担任の補助をしながら授業や学級経営をどう進めるかについて学習します。Bコースは「スタディ・メイトジュニア」と呼ばれ、子どもの視点に立った支援とはどのようなものかについて学習します。両コースの教員志望の学生は、教育委員会と学部との緊密な連携・協力のもと、約8ヶ月間、配置された小学校で教員の仕事を継続的に体験します。ターンシップ(有給)」によって、現場感覚を磨いています。人間発達科学部では様々な実践を通じ現代に必要な8つの能力向上をめざしています。人を育てる能力の高い人材として社会に出られるよう、大学生としての学び方の基礎から実践的な教育プログラムまで、様々なカリキュラムやプロジェクトでバックアップします。判断力批判力洞察力創造力企画力調整力実践力コミュニケーション力リフレーミング・プロジェクトリフレーミング・プロジェクト教育実習 発達教育学科では、幼稚園と小学校の免許取得希望者に対して、1年次に観察参加、2、3年次に附属幼稚園、附属小学校、富山市立堀川小学校等で教育実習を実施しています。また、特別支援学校と高校の免許取得希望者に対しては、4年次に附属特別支援学校と附属中学校等でそれぞれ教育実習を行っています。 人間環境システム学科では、中学校と高校の免許取得希望者に対して、2年次に観察参加、3、4年次に附属中学校、協力中学校で教育実習を行っています。大学での通常の講義や実習の事前・事後指導と合わせ、高い見識と実践力を持つ教員を養成しています。2

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