富山大学人文学部案内2018
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富山大学 人文学部案内 201826チューター制度 富山大学人文学部には、毎年およそ30名を超える外国人留学生が在籍しています。日本にいながら世界各国からの留学生と一緒に授業を受け、友人やチューター(留学生のサポート役)として身近に接することができる人文学部での毎日は、そのまま異文化への理解やグローバルな感覚を身につけていく上での貴重なチャンスとなることでしょう。 また、人文学部は学生の海外留学・海外研修も積極的に奨励しています。交流協定や海外研修の実績がある大学は、主なものだけでも中国・韓国・ベトナムからアメリカ・ロシア・ヨーロッパ・アフリカにまで広がっており、各地域の言語や文化を専門とする教員から事前に実践的な指導を受けることができる点も、人文学部ならではのメリットです。富山でつながる、世界とつながる。日本にいながら、世界の学生と国際交流!社会文化コース 谷川千佳(たにかわ ちか)さん中国佳木斯大学K台湾国立政治大学L台湾銘傳大学M中国上海大学Jベトナムハノイ国家大学外国語大学Nベトナムベトナム社会科学院漢喃研究院Oフランスオルレアン大学Pエジプトアシュート大学Q※上記以外にも、人文学部または富山大学全体として交流実績のある大学が多数あります。マーレイ州立大学 アメリカABハワイ州立大学マウイカレッジ 人文学部にはチューター制度というものがあります。チューターの主な活動内容は留学生の日本語のレポートの添削や、生活で困っていることがあれば相談に乗ったりすることです。いわば、日本と留学生の橋渡しのような役割です。私は韓国人留学生のチューターをしました。留学生と一緒に同じ講義を受けたり、ご飯を作ったり、出かけたりするうちに、海外の文化や考えに触れることができたため価値観が広がりました。さらに、人文学部では留学生とチューターが交流するパーティーや研修旅行があるため、自分の担当ではない留学生との交流もでき、様々な国の友人を作ることもできました。 また、留学生の帰国後「この間地震があったけど、大丈夫?」などと連絡があり、日本にいる間だけの関係で終わっていないことに心が温かくなりました。チューター活動を通し、得られたことが多く、チューターをして本当に良かったと思っています。

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