富山大学医学部　学部案内2017

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17Campus Scene医学薬学祭卒業式看護学科授業風景私は昔から人と関わる仕事に就きたいと考えており，高校時代に親の勧めもあり医療の道へ進むことを決めました。入学当初はそれほど看護に対して興味があるとは言えませんでしたが，富山大学で看護について学んでいくうちにもっと看護について知りたいと思うようになりました。看護学科の4年間の流れとして，1，2年では一般教養や，看護の基礎知識や技術，また看護独特の考え方を学びます。2年からは徐々に専門的な授業や演習が始まります。3年になるとさらに専門科目も増え，看護師だけでなく保健師や助産師に関係する授業があります。4年では臨地実習，卒業研究，総合実習を経て，国家試験に臨みます。看護の実習としては，1年の夏に医学部・薬学部合同で病院や施設での介護体験実習，2年の夏に短期の病院実習，3年の冬から半年間の本格的な臨地実習，そして最後に4年後期に総合実習が行われます。これらの実習では実際に患者さんに関わり，どのような援助が必要なのかを考え，ケアを行います。講義では学べないことを多く身につけることができます。実習に関して不安も多くありましたが，先生方も親身に相談に乗ってくださり，現場の看護師さんからもアドバイスを頂きながら，一つ一つ成長していくことができます。時には辛く感じることもありますが，自分の考えた援助を行い患者さんに笑顔で「ありがとう」と言っていただけた時には，とても嬉しくやりがいを感じることができました。大学では勉強だけでなく，様々な出会いと共に多くの新しい経験をすることができます。1，2年次の一般教養，全学科合同の授業，部活動では，他学科（医学科，薬学科，創薬科学科）の同期や先輩後輩と知り合うことができ，自分にはなかった考えを学ぶことができます。医療系を志す人との交流は自分の世界や視野を広げ，とても良い刺激になります。また，自由な時間が増える大学生活でアルバイトを始める学生も多くいます。アルバイトは社会経験になり，将来働くうえで役に立つと思います。そして，友達と旅行に行ったり遊んだりと大学生だからこそできる経験をすることができます。辛いこと，楽しいことを共有し切磋琢磨できる友達と出会い，私はとても充実した楽しい大学生活を送っています。受験勉強が終わればとても素敵な大学生活が待っています。みなさんと杉谷キャンパスで会えるのを楽しみにしています。そして，富山大学に入学した際には人との出会いを大切にして，いろいろなことに挑戦し，充実した大学生活を送ってください。 医学部 看護学科 4年　山崎　千晶（石川県・金沢二水高等学校卒業）新しい知識との出会い