富山大学医学部案内2018
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富山の医療を支え明日への方向性を発信する大学病院 富山大学附属病院は1979年10月に富山医科薬科大学附属病院として開院し,2005年に富山の3大学が統合され新たな大学病院として生まれ変りました。本院は,常に医療最前線の動向にアンテナを立て,あくなき探求とたゆまぬ努力を行い,より良い臨床研究を進めます。齋 藤   滋人材育成とともに「安全」「安心」な医療と先進医療を提供します新しい医療のパイオニアになる富山らしい医療を実現するために 本院は先端医療を提供し,新たな医療に取り組む特定機能病院です。患者さんの命を救う革新的な治療法に取り組む医学部のほかに,薬学部,工学部を含む8学部が,知識と情報を共有しながら医療に役立てるため日々探求を続けています。 本院は富山の優れたところを生かしながら,豊かな日常生活を医療に取り込み,毎日の延長線上にある医療,心豊かな療養ができる環境を創っています。 また,恵まれた自然環境を活かした研究環境も整え,より良い臨床研究を進めています。 さらには,「ものづくり富山」の力を医療の現場でも活かせるよう,積極的に様々な産業との連携を考えています。未来を担う医師を育てる環境 Student Doctor として医療への第一歩を踏み出している臨床研修医は,大学病院を軸足にし,全国の協力病院で臨床研修ができる『たすきがけ方式』を導入したプログラムで研修を行っています。大学で経験できる高度な症例,市中病院での common diseases(一般的疾病)を経験することができ,疾患を探求するリサーチマインドを身につけることができます。医師としての土台を作る初期研修を自分でプログラムし,個々に思い描くキャリアパスの実現を目指して,各診療科から選出された臨床研修担当教育医長の指導を受けています。あわせて,卒後臨床研修センターが2年間,充実した臨床研修を行えるサポート体制,環境を整えています。次世代の医療を担う人材育成に向けた取り組みを行っています。2016年からはキャリアパス創造セン

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