高齢社会のQOL(生活の質)を向上させる機器開発(工学部)

  • ※掲載内容は当時のものです。

超高齢社会となった我が国に続き、アジア圏の各国でも人口構成の高齢化が急速に進んでいます。人類がこれまで経験したことのない超高齢社会では、日常生活を支援する福祉機器への関心が高まっています。

システム制御工学研究室では、高齢者や介護者への工学的支援を目的とした高齢社会のQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる機器開発(図参照)を行っています。

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高齢社会のQOLを向上させる機器開発

みなさんは「口から食べてトイレで排泄」することを、当たり前のことと思われるかもしれません。ところが高齢になると「飲み込む」や「トイレで排泄」などが難しくなってきます。これら当たり前の活動を工学的に支援する「飲み込みセンサ」や「デジタルヘルス便座」、「おむつセンサ」は、日常生活に溶け込み、利用者のQOLを向上させます。さらに、独居や夫婦だけで元気に過ごしておられる高齢者も多いのですが、離れて暮らす子供や孫が高齢者だけの生活を心配しています。インターネットを活用する「バーチャル同居システム」を用いれば、遠隔からのやわらかな見守りも可能です。また、高齢者だけでなく全ての年齢層を対象に、適切な入浴で良質な睡眠を得て勉強や仕事の効率を上げるなど、QOLを向上させる「快適入浴方法」に関する研究も行っています。

工学技術は日常生活において身近かつ必須な存在であり、様々な新しい開発技術はQOLを向上させ、私たちの社会や暮らしを豊かにします。

教員名
中島 一樹
学部
工学部
専門
生体医工学、高齢者工学、福祉工学