大学院客員研究員 パラス ジャベイド博士が癌治療増感研究で国際研究奨励賞

 大学院医学薬学研究部放射線診断・治療学講座放射線腫瘍学部門に所属する外国人客員研究員のパラス ジャベイド博士(パキスタン人医師)が国際癌治療増感研究協会の国際研究奨励賞を受賞しました。
 7月15日に軽井沢で開かれた第23回癌治療増感研究会総会で表彰され、受賞講演を行いました。ジャベイド博士は6年前より同大学院に所属し、近藤 隆教授(現、学長補佐)のもとで研究に従事しました。
 受賞した研究ではナノ金属粒子が放射線や超音波による細胞死(アポトーシス)を増強あるいは減弱する仕組みを解明しました。ナノメディシンは現在、注目されている分野であり、今後の展開が期待されます。尚、ご主人も、同賞を一昨年受賞しており、夫婦での受賞となります。同賞受賞は、富山大学から8人目の快挙です。

プレスリリース [PDF, 194KB]