抗肥満作用を有するベージュ脂肪細胞の調節メカニズムを解明

 富山大学大学院医学薬学研究部(医学) 内科学講座1の戸邉一之教授、藤坂志帆助教、五十嵐喜子研究員、アラーナワズ研究員らの研究グループは、脂肪組織中の特定のマクロファージ(M2マクロファージ)を除去することで、寒冷時の適応として基礎代謝を高めるために起こる脂肪組織の「褐色化(ベージュ化)」が促され、血糖値が改善することを見出しました。本研究は、肥満や2型糖尿病の新しい治療方法の開発につながることが期待されます。

プレスリリース [PDF, 335KB]