外国訪問団の訪問(2010年度)


本学和漢医薬学総合研究所と韓国 慶熙大学校韓医科大学付属韓方病院が学術交流協定締結

韓国の柳 逢夏 慶熙大学校韓医科大学付属韓方病院長、曺 基湖 同大学校韓医科大学教授および同大付属韓方病院の2名が本学を訪問され、本学和漢医薬学総合研究所と慶熙大学校韓医科大学付属韓方病院との部局間学術交流協定の調印を行いました。
これまで慶熙大学校韓医科大学付属韓方病院と本学和漢医薬学総合研究所では、海外学術調査、国際学術会議を通じて交流を進め、平成22年11月に富山で開催した「伝統医療の国際標準化シンポジウム」では本研究所漢方診断学部門 柴原 教授との共同研究実績のある曺 教授が招待講演を行うなど、積極的な学術交流を続けてきました。
今回の学術交流協定締結をきっかけに、共同研究ならびに研究者の交流が一層容易になり、今後両機関の交流が更に発展していくことが期待されます。

  • 協定締結式協定締結式
  • 曺 基湖 教授(左から3人目)と柳 逢夏 病院長(左から4人目)曺 基湖 教授(左から3人目)と
    柳 逢夏 病院長(左から4人目)


WHOフェローシップ研修を和漢医薬学総合研究所にて実施

12月15日(水)、世界保健機関(WHO)フェローシップ研修「漢方薬剤の便利な高速識別技術」の一環として、中国中医科学院、中国国家中薬管理局の研究員など4名が、和漢医薬学総合研究所を訪問し、日本の伝統薬の識別技術について研修を受けました。
WHOの研修制度である「WHOフェローシッププログラム」は、WHO西太平洋事務局が地域各国の保健人材育成のために行っている専門家育成研修プログラムの一つです。日本では、WHOの委託先である社団法人国際厚生事業団が厚生労働省の連絡調整のもと研修運営を行っており、富山大学は研修先の一つとして依頼を受け、研修生を受け入れました。
一行はまず和漢医薬学総合研究所門田重利教授の研究室で研修を行い、同研究所小松教授の研究室で研修の後、民族薬物資料館を見学しました。それぞれの研究室や資料館でメンバーは活発に質疑応答をし、日本の伝統薬について熱心に学んでいました。

  • 門田教授の研究室にて集合写真門田教授の研究室にて集合写真
  • 小松教授の研究室にて研修小松教授の研究室にて研修
  • 民族薬物資料館を見学民族薬物資料館を見学


モンゴル健康科学大学学長・同大附属医療技術大学学長が富山大学を視察・表敬訪問

11月17日(水)、モンゴル健康科学大学 ルハグワスレン・ツェレンフーギン学長、同大付属医療技術大学 ツレンダウガ・ダルハ学長が富山大学を訪問されました。
モンゴル健康科学大学と富山大学医学薬学研究部は、2010年6月に部局間交流協定を締結して以来、両者の交流が深まってきていることから、今回の訪問が実現しました。

西頭学長を表敬訪問した一行は、両大学の概況と研究者及び学生交流の今後について懇談されました。当日は本学医学薬学研究部 神経・整復学講座と大変関係の深い、社団法人富山県柔道整復師会の高崎会長、村野常務理事、また、本学の共同研究員でもあります酒井理事も同席されました。同会は、日本古来の武術を発祥とする伝統医療である柔道整復術を行う柔道整復師を会員とする団体で、柔道整復の普及のために毎年モンゴルへ視察団を派遣するなど、同国と深い交流関係を築いています。
その後、一行は杉谷キャンパスを訪れ、モンゴル健康科学大学から2人のモンゴル人留学生を受け入れている、医学薬学研究部 西条寿夫教授の研究室を視察し、活発に質問、意見交換をされました。
今後は、両大学そして柔道整復師会を通じて、両国間の交流が益々発展していくことが期待されます。

  • 左:モンゴル健康科学大学 ルハグワスレン・ツェレンフーギン学長、右:富山大学 西頭学長左:モンゴル健康科学大学
    ルハグワスレン・ツェレンフーギン学長
    右:富山大学 西頭学長
  • 学長応接室にて学長応接室にて

中国科学院植物研究所一行が学長表敬訪問

10月27日(水)、中国科学院植物研究所 林 金星教授、華 学軍教授及び陳 彤助教が富山大学を訪問されました。
中国科学院植物研究所は、北京市にある、中国植物基礎科学総合研究所の中心施設で、現在、9つの研究部門と国際共同実験室、2つの国家重点実験室及び 10の野外観察ステーション、また、アジア最大の植物標本館を持っており、255万の標本を収蔵しています。本学とは、2007年2月に同研究所と理工学研究部との間で学術交流協定を結んで以来、交流を深めており、今回はその活動の一環である「日中植物科学ワークショップ」開催にあわせて来日されました。五福キャンパスにて開かれた同ワークショップでは、林 金星教授、華 学軍教授の両氏が講演されました。
また、一行は学長及び理学部長を表敬訪問され、両者の現状について、また、今後の学術交流の発展について大変和やかに懇談されました。
今後の両者の交流がより深まっていくことが期待されます。

  • 左:中国科学院植物研究所 林教授、右:西頭学長左:中国科学院植物研究所 林教授
    右:西頭学長
  • 学長応接室にて学長応接室にて


タイ保健省タイ伝統代替医療開発局(DTAM)訪問団が富山大学を視察・表敬訪問

9月16日(木)、タイ保健省タイ伝統代替医療開発局(DTAM)訪問団一行16名が視察・表敬のため富山大学を訪問されました。
今回の訪問は、タイ政府高官が日本の医療制度における東洋医学の融合について学び、日本の漢方薬の規制・使用並びにその研究開発実績をタイ医療システムにおける伝統医療の統合と普及に役立てることを目的に、日本政府関係機関、漢方製薬会社、及び日本の最先端の研究所等を視察するもので、伝統天然薬物の研究開発、漢方薬を用いた医療及び薬剤管理に関する「日本の最先端の研究所」として世界的に認められている本学和漢医薬学総合研究所が訪問先として選ばれました。

和漢医薬学総合研究所では、門田研究所長、門脇教授による活動概要紹介の後、研究室及び民族薬物資料館を見学し、活発なディスカッションが行われました。タイ側からは、アンチャリDTAMタイ伝統医療研究所副所長により、タイ保健省によるタイ式伝統医学に基づく生薬や伝統医療技術を活用した医療システム構築の取り組み概要が紹介されました。
一行は同研究所訪問の後、西頭学長を表敬訪問し、本年12月にバンコクで開催予定の日本学術振興会拠点大学交流事業第9回ジョイントセミナーや、チュラロンコン大学薬学部と相互に設置する国際協力拠点(ICC)覚書締結予定などについて、終始和やかに意見交換を行いました。
本学は天然薬物に関するタイにおける日本の拠点機関として活動を継続しており、今回のタイ保健省訪問団の視察により、両国における相互理解と学術協力関係がより進展することが期待されます。

タイ保健省タイ伝統代替医療開発局(DTAM)訪問団 後列右より 門田 和漢研所長、スレシュ 助教、済木 理事・副学長、<br />西頭 学長、ジュエンプラサートDTAM局長
タイ保健省タイ伝統代替医療開発局(DTAM)訪問団
後列右より 門田 和漢研所長、スレシュ 助教、済木 理事・副学長、
西頭 学長、ジュエンプラサートDTAM局長


タイ国チュラロンコン大学薬学部長が富山大学を表敬訪問

7月30日(金)、タイ国チュラロンコン大学薬学部長 Dr. Pintip Pongpech氏一行3名が表敬のため富山大学を訪れました。
和漢医薬学総合研究所では、同研究所所長門田教授の研究室を始め、所内各所において各設備や薬物資料などを見学。各国の伝統医薬に関して活発に質問されるなど、大変内容の濃いご見学となりました。

本学は、チュラロンコン大学と平成13年3月30日に大学間交流協定を締結し、また平成13年度から10年間、日本学術振興会の拠点大学交流事業により、富山大学が日本側拠点大学、チュラロンコン大学薬学部がタイ側拠点大学として、天然薬物をテーマにした積極的な共同研究、セミナー、研究者交流を続けてきました。西頭学長との懇談では、タイ・バンコクで12月に開催予定の第9回JSPS-NRCTジョイントセミナーがこれらの交流成果の集大成として行われるので協力して成功させたい旨確認しました。なお本事業終了後は、双方に国際協力拠点(ICC)オフィスを設置し、天然薬物に関する日本及びタイにおける拠点機関として交流を発展的に継承していく方向で取り進めております。
学長との懇談後、一行は、杉谷キャンパスにある和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館を見学の後、拠点大学交流事業連絡協議会に出席し、活発な討議及び研究交流を行いました。
今回の訪問により、チュラロンコン大学と本学との友好関係がさらに深まり、学術交流の継続的発展が期待されます。

  • 西頭学長との和やかな歓談西頭学長との和やかな歓談
  • チュラロンコン大学Pintip薬学部長(前列左)チュラロンコン大学Pintip薬学部長(前列左)
  • 日本側協力大学連絡責任者の先生方と日本側協力大学連絡責任者の先生方と
  • 民族薬物資料館にて民族薬物資料館にて


江原大学校 経営学部長他-富山大学を表敬訪問

7月29日(木)、韓国の江原大学校 経営学部長 金 在明教授、副学部長 李 鉉勲教授、李 悠教授の3名が富山大学を訪問しました。江原大学校経営学部は、1996年2月に富山大学経済学部と部局間交流協定を結んでおり、以来、学生を双方へ留学させるなど、活発な交流活動が行われています。
今回、西頭 德三学長を訪問した一行は、これからは学生の交流にとどまらず、研究者の交流を更に深めていきたいとお話になり、また、江原大学校が総合大学であることに触れ、幅広い分野での大学間交流の展開について意見が交わされました。
その後、一行は経済学部を訪れ、学術交流等について意見交換を行いました。
今後は、部局間交流にとどまらず、幅広い分野で交流が発展していく事が期待されます。

  • 学長応接室にて学長応接室にて
  • 金 学部長(左)と西頭学長(右)金 学部長(左)と西頭学長(右)


WHO(世界保健機構)西太平洋事務局伝統医療地域アドバイザー -杉谷キャンパスを訪問

6月4日(金)WHO西太平洋事務局伝統医療地域アドバイザー Dr. Narantuya Samdan氏が杉谷キャンパスを訪問しました。
日本に2箇所あるWHO伝統医学協力センターの内の1つであります、富山大学医学部和漢診療学講座及びその関連施設を見学したいという同氏の御希望により、今回の訪問となりました。

和漢医薬学総合研究所では、同研究所所長門田教授の研究室を始め、所内各所において各設備や薬物資料などを見学。各国の伝統医薬に関して活発に質問されるなど、大変内容の濃いご見学となりました。
その後、同氏は濟木育夫国際交流担当理事・副学長を訪問。WHOの今後や世界の伝統医薬に関して和やかに懇談されました。
今後も、WHO伝統医学協力センターが世界の人々の健康に貢献していくことが期待されます。

  • 杉谷キャンパス WHO伝統医学協力センター前にて Dr. Narantuya Samdan氏(右)、和漢診療学講座 嶋田教授(左)杉谷キャンパス
    WHO伝統医学協力センター前にて
    Dr. Narantuya Samdan氏(右)
    和漢診療学講座 嶋田教授(左)
  • 濟木国際交流担当理事との懇談濟木国際交流担当理事との懇談
  • 小松教授から伝統医薬の説明を聞くDr. Samdan氏小松教授から伝統医薬の説明を聞く
    Dr. Samdan氏
  • 和漢医薬学総合研究所 所長 門田教授研究室にて和漢医薬学総合研究所
    所長 門田教授研究室にて


モンゴル医師団・タイ保健省視察団-和漢医薬学総合研究所を訪問

6月3日(木)モンゴル医師団及びタイ保健省の視察団が富山大学和漢医薬学総合研究所を訪問しました。
日本財団の支援による国際協力事業「モンゴル伝統医療普及事業」を展開するNGO「ワンセンブルウ・モンゴリア」では、事業に参加しているモンゴルの配置薬業務に携わる地方国立病院所属の医師らの現場での活動状況を評価し、その優秀者に対する訪日研修を実施しており、この研修の一環として本学を訪問されました。本学では平成18年から受け入れており、今回が5回目となります。また、今回はタイ保健省の視察団も同行。総勢41名が訪問されました。
民族薬物資料館長の小松かつ子教授は、モンゴル国自然環境省の依頼により有用(薬用)植物資源の保全と永続的利用を目的として「モンゴル国有用(薬用)植物目録」の整備と「モンゴル国有用植物図鑑」刊行(2003年)に対する技術指導を行うなど、モンゴル有用植物資源の状況調査や保全方法等についての助言を行っています。この技術指導が同研究所とモンゴル国立大学生物学部との共同研究に発展し、平成16年には部局間交流協定を締結するなど、モンゴルとの学術交流が着実に続いています。

  • 共同利用棟会議室にて共同利用棟会議室にて
  • 小松教授の説明を熱心に聞く視察団小松教授の説明を熱心に聞く視察団
  • モンゴル医師団モンゴル医師団
  • タイ保健省視察団タイ保健省視察団


湖北中医薬大学副学長-富山大学学長、和漢医薬学総合研究所を表敬訪問

湖北中医薬大学(旧称:湖北中医学院) 王平副学長が富山大学を訪問、西頭德三学長他を表敬訪問しました。
湖北中医薬大学は中国湖北省にあり、中国で最も歴史のある6つの中医学院のうちの一つです(2010年3月に湖北中医学院から湖北中医薬大学へ名称変更)。王副学長は2月から信州大学大学院 青山俊文教授のもとで研究活動をされている中、漢方薬の研究活動を行っている拠点大学への訪問のご希望があり、同教授とともに本学を訪問されました。
学長との懇談では、両校の研究者及び学生の交流の可能性について意欲的に意見が交わされました。
その後、王副学長らは和漢医薬学総合研究所を訪問。濟木育夫 理事・副学長(国際交流担当)、門田重利 和漢医薬学総合研究所長、同研究所資源開発研究部門生薬資源科学 小松かつ子教授と、今後の両校の交流について終始和やかに意見交換をされた後、同研究所や薬物資料を大変熱心に視察されました。今回の訪問が糸口となり、湖北中医薬大学との今後の交流の発展が期待されます。

  • 湖北中医薬大学 王平副学長(左から二人目)湖北中医薬大学 王平副学長(左から二人目)
    信州大学大学院 青山俊文教授(左)
  • 西頭学長となごやかに歓談される湖北中医薬大学 王平副学長(左)西頭学長となごやかに歓談される
    湖北中医薬大学 王平副学長(左)
  • 和漢医薬学総合研究所にて和漢医薬学総合研究所にて
  • 薬物資料視察薬物資料視察