平成22年度日本統合失調症学会学術賞最優秀賞を受賞
(附属病院神経精神科 高橋 努 診療講師)

本学附属病院神経精神科の高橋 努 診療講師が平成22年度日本統合失調症学会学術賞の最優秀賞を受賞しました(表彰業績「統合失調症の脳形態変化:臨床応用に向けて」)。
日本統合失調症学会学術賞は、統合失調症研究で優れた業績をあげている若手研究者を表彰するために日本統合失調症学会が2010年に設立したものです。
高橋診療講師は、初発統合失調症における進行性脳形態変化を明らかにした本邦では数少ない縦断的MRI研究をはじめとして、国際共同研究により『Arch Gen Psychiatry』などの国際誌に数多くの研究成果を発表しています。これらの報告が統合失調症の発症機序解明に貢献するとともに、統合失調症への早期介入の重要性を示す科学的根拠として今後の指針となりうることが評価され、最優秀賞の受賞に至りました。
表彰式は、2011年7月18日に札幌市で開催された第6回日本統合失調症学会にて行われました。

最優秀賞を受賞した高橋努附属病院神経精神科診療講師
最優秀賞を受賞した高橋努附属病院神経精神科診療講師