パネルディスカッション「ヘルン文庫のお宝発見」を開催しました

2011年12月13日、富山国際会議場において、「ヘルン文庫のお宝発見」を開催しました。
本学附属図書館が所蔵するヘルン文庫とは、小泉八雲(ラフディオ・ハーン 1850-1904)の旧蔵書です。洋書2069冊、和漢書364冊及び『日本:一つの解明』(『神國日本』)の手書き原稿1200枚からなる、本学の貴重な財産です。
このたびのパネルディスカッションでは「ヘルン文庫から文化の多様性を理解する」をテーマに、マリ・クリスティーヌ富山大学客員教授をナビゲーターとして、ウィリアム・カリー上智大学名誉教授、佃一可(社)知識資源機構代表理事、鈴木良雄専門図書館協議会事務局長、栗林裕子附属図書館司書がパネラーを務め、それぞれの専門分野からヘルン文庫の新しい価値や活用策について意見が述べられました。質疑応答では参加者から活発な意見・質問が出され、ヘルン文庫の魅力が深まり、今後の活用についての可能性が広がる有意義なパネルディスカッションとなりました。

ヘルン文庫に造詣の深い講師陣
ヘルン文庫に造詣の深い講師陣
講義に聞き入る受講生
講義に聞き入る受講生