本学大学院理工学研究部 榎本勝成准教授が第6回(2012年)日本物理学会若手奨励賞を受賞

本学大学院理工学研究部(理学)榎本勝成准教授が、第6回(2012年)日本物理学会若手奨励賞を受賞しました。
日本物理学会若手奨励賞は将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励するために、日本物理学会が2006年に設立したものです。
榎本准教授は、レーザー冷却法で得られた極低温のイッテルビウム原子気体について、光会合法と呼ばれる手法によって原子間相互作用を決定し、またその相互作用を変化させる手法を開発しました。『Physical Review Letters』などの国際誌に数多くの研究成果を発表し、その業績が評価され、若手奨励賞の受賞にいたりました。
2012年3月25日日本物理学会第67回年次大会(関西学院大学)において「スピン禁制遷移を用いた高効率光フェッシュバッハ共鳴法の開発」という題目で受賞記念講演が行われました。

受賞記念講演を行う榎本勝成准教授
受賞記念講演を行う榎本勝成准教授