文部科学省「平成25年度教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業」に本学提案事業が採択されました  

 文部科学省が公募をおこなった「平成25年度教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業」について、このたび、本学が提案した事業が採択されました。 

採択事業名:
「富山型教員養成プログラムにおける教員採用内定者を対象とした教師準備期プログラムの実施」
事業推進担当:
人間発達科学部長  神川 康子
 

(教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業の概要)
 社会の激しい変動や学校教育が抱える課題の複雑・多様化等の中で、教員の資質能力の向上に当たっては、教育委員会と大学をはじめとする関係機関や地域社会が一体となった取組が求められます。教員の資質能力向上に係る先導的取組支援事業は、これら関係機関の連携・協働による先導的な取組に対し支援を行うことを目的とした事業です。

(本学事業の概要)
 富山県公立学校教員内定者を対象とし、教員に必要な高いコミュニケーション能力・対人関係力・授業実践力などのベースとなる社会人基礎力や豊かな人間性の涵養に役立つ教師準備期講座を開設し、新しく教員になる学生が自信を持って教壇に立てるよう支援します。
 富山県では、県教育委員会・本学・経済界が一体となり富山県における教員養成プログラムのあり方等について議論を重ね、平成25年3月に教師準備期講座の開設を含む富山型教員養成プログラムを作成しました。
 本学では、富山県教育委員会との連携のもと、富山県公立学校教員内定者を対象とした、大規模でかつ多様性に富む一連の教師準備期講座を開設します。また、取組の成果を追跡調査・分析することで、より効果的・実践的な教員養成プログラムの開発に繋がる継続的な取組になることを目指します。

 
関連資料:
富山県教員養成課程等検討会報告書の概要 [PDF, 442KB]