「映画と講演と討議を通じて考える震災復興」を開催

 2015年12月17日に、共通教育棟C21教室において「映画と講演と討議を通じて考える震災復興」を開催しました。本イベントは、学長裁量経費「全学一体で取り組む安心・安全のための放射線研究と復興研究、そして大学からの情報発信」の一環として企画したもので、震災復興を題材としたドキュメンタリー映画『あの街に桜が咲けば』を鑑賞した後、その映画の監督であり防災士としても活躍中の小川光一氏の講演を聞き、最後にグループ討議・全体討議を行いました。教養科目「総合科目特殊講義」を受講する学生を中心に、一般市民や学内外の教員を含めて約50名の参加がありました。
 映画は陸前高田の津波到達ラインを桜並木で後世に残そうとするプロジェクトを取り上げたもので、討議では防災・減災意識向上の重要性についてなど、活発に意見が交わされ、参加者が災害に向き合うきっかけとなりました。

小川光一監督
小川光一監督
映画鑑賞の様子
映画鑑賞の様子