富山大学芸術文化学部創設10周年記念事業を実施

 平成27年度に芸術文化学部が創設10年を迎えたことから、2016年3月17日から3月29日までの間、創設10周年記念事業を実施しました。
 高岡キャンパスのエントランスホールを中心とした展示会場に卒業生や修了生の優秀作品、及び教員の過去10年間の代表的な作品・論文を展示しました。展示の中心には地域産業と連携したアルミ製の茶室を設置、内部にドローンで撮影した四季の風景をプロジェクションマッピングし、展覧会のテーマである「伝統と革新」を表現しました。3月24日・25日には、教職員が自ら制作したオリジナル茶碗を用いた茶席を開催しました。
 3月25日には講堂において、「芸術文化都市高岡を考える“つままフォーラム”」を開催。文化創造都市研究の第一人者である同志社大学佐々木正幸教授、髙橋正樹高岡市長、遠藤俊郎富山大学長、及び本学部卒業生2人がパネラーを、武山良三学部長が進行役を務め、本学部が高岡市と連携して実施してきた高岡市芸術文化都市構想を題材に、芸術文化の持つ価値や地域創生に向けた具体策について、活発なディスカッションを行いました。
 その後、高岡市主催のワールドカフェでは、「高岡の文化力」をテーマとしたワークショップを行いました。最後に来賓を囲み交流会が行われ、盛会のうちに幕を閉じました。

つままフォーラムの様子
つままフォーラムの様子