医・薬学部生による『ぬいぐるみ病院』開催

 富山大学人間発達科学部附属幼稚園では、6月20日に、医・薬学部生の「国際医療研究サークル」「小児科訪問サークル」の合同企画による『ぬいぐるみ病院』が行なわれました。年に一度のこの活動は、問診ロールプレイや保健指導等を通して、園児が自分の身体や健康について関心をもつこと、また学生が子どもへのかかわり方等を知ることを目的としています。
 問診ロールプレイでは、5歳児1人1人が家からぬいぐるみを連れてきて、「おなかが痛いの」「耳の骨が折れました」とそれぞれの症状を、緊張しながらも学生に伝え、それを頷きながら聴いていた学生は、聴診器で診察したり、熱を測ったりしてカルテに書き込んでいきました。
 絆創膏や手作りの紙の薬を貰った園児たちは、家でも看護を続け、保護者の方からは「診察を受けてから、家でぬいぐるみを大切に抱くようになりました」という感想も寄せられました。

  • 全体指導の様子全体指導の様子
  • 問診ロールプレイの様子問診ロールプレイの様子