共同農業プロジェクト「ゴマPJ」ゴマ栽培スタート
富山大学理学部と日の出屋製菓産業株式会社(富山県南砺市)との共同農業プロジェクト「ゴマPJ」が、南砺市立野原東の畑においてゴマの苗の定植作業が行われ、スタートしました。
本学理学部では、名誉教授の故小林貞作先生が長年ゴマの研究に携わられ、実の形や成分などが少しずつ異なる約1,000系統のゴマを保存しています。
系統保存しているゴマの活用を目指していた理学部と南砺市でのゴマ栽培を実現させ商品開発につなげたい同社の構想が一致し、今回のプロジェクトが実現したものです。
地元農家の協力も得て、約1,000平方メートルの畑に黒ゴマの苗4,800株が植えつけられ、9月頃の収穫をめざし無農薬による試験栽培が始まりました。
6月16日には、中村省吾理学部長、増田恭次郎元客員教授、山本将之講師、日の出屋製菓産業株式会社川合声一会長ほか関係者が定植作業の終わった畑を視察しました。