五福キャンパスで一般高圧ガス講習会を開催

 環境安全推進センターでは、2016年10月26日(水)に五福キャンパス学生会館において、サカヰ産業株式会社から講師を招き、一般高圧ガス講習会を開催しました。講習会には、学生及び教職員93名が受講しました。
 この一般高圧ガス講習会は、実験等で使用している高圧ガスについての物性、危険性及び適正な取扱い方法についての正しい知識と技術を身につけることを目的として開催しています。 受講者は熱心に講師の話を聞き、最後には高圧ガスを適正に管理するための以下のような質問が受講者からありました。

Q 高圧ガス容器のバルブを急に開けると、圧力調整器(レギュレータ)は必ず壊れますか。
A 急にバルブを開けると必ず圧力調整器が破損するわけではないが、古い圧力調整器になればなるほど、破損を起こす確率は高くなります。定期的に圧力調整期のメンテナンス及び交換をお勧めします。
Q 圧力調整器の交換時期はどれくらいですか。
A 交換する時期は定められてはおりません。使用状況によります。但し、圧力調整器の単位が平成8年からSI単位となり、Kg/cm2からMpaにかわりました。Kg/cm2単位が使用されている圧力調整器は20年経過していますので交換をお勧めします。
Q 毎年事故の件数が増加してきている原因は何ですか。
A 様々な場所で高圧ガスを使用されるようになったことや、事故等の報告をする風潮になったことが原因で増加している。また、事故の中には、高圧ガスの盗難、紛失の件数も含まれています。各研究室で、適正な場所に置いて高圧ガスの保管をお願いします。
講習会の様子
講習会の様子