「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム」を開催

 富山大学は女性研究者の増加への意識啓発を図るため、「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム 富山大学女性研究者支援の試み-各部局の現状と挑戦-<後編>」を2017年2月6日に開催しました。
 第1部の名古屋大学男女共同参画室准教授の三枝麻由美氏による基調講演では、名古屋大学における男女共同参画推進のための各種取組や支援事業の紹介が行われました。第2部のパネルディスカッションでは、富山大学の5学部(人文学部、人間発達科学部、理学部、薬学部、芸術文化学部)の各学部長と研究者の男女ペアが学部の現状報告をスライドで発表した後、女性研究者比率の増加等、男女共同参画推進にかかる課題を討論しました。女性研究者からは家庭生活とのバランスをとりながら研究を続けるための工夫や要望を、また学部長からは女性研究者を増やすための様々なアイデアが提案されました。このシンポジウムは昨年9月の前編に引き続き開催され、教職員64名が参加し、男女共同参画への理解を一層深め、今後の取組に参考となる積極的意見交換が行われる場となりました。

基調講演:名古屋大学男女共同参画室准教授 三枝麻由美氏
基調講演:名古屋大学男女共同参画室准教授 三枝麻由美氏

パネルディスカッション
パネルディスカッション