薬学部附属薬用植物園を一般公開

 9月2日・3日の両日、杉谷キャンパス内の薬学部附属薬用植物園を一般公開しました。
 この一般公開は、平成8年から毎年春季、秋季の年2回開催しています。開催日の2日間は好天に恵まれ、園芸愛好家や家族連れ等、延べ534人が来園されました。
 園内では約2千種の薬用植物等が栽培されており、来園者は、根が葛根湯に用いられるクズや、胃腸薬などに用いられるウコンが黄色い花を咲かせている様子など、初秋の草花を鑑賞し、薬用植物に理解を深めていました。
 当日は、薬用植物園職員から植物の生態や効能の説明を受けながら園内を巡る「案内ツアー」や、ミラクルフルーツやナツメを実際に口に含んで酸味や甘みの変化を体験する「味覚変化体験コーナー」は、大変ご好評をいただきました。
 また、先着50名に、初日はムラサバレンギク、2日目はノコギリソウの苗の無料配布を行いました。 

案内ツアーで、植物の説明を聞く来園者
案内ツアーで、植物の説明を聞く来園者