Toyama Academic GALA 2018を開催

 富山大学は,去る9月14日(金)に学術交流・発表会「Toyama Academic GALA 2018」を開催しました。この事業は,文系や理系,年齢や役職が異なる研究者が一堂に会し,萌芽から産学連携レベルまでの研究を発表することで,研究活動や相互交流を促進するとともに,研究シーズと社会のニーズをマッチングさせる場となることを期待して企画したもので,今年で3年目になります。
 遠藤俊郎学長挨拶の後,午前中は,富山大学で行っている重点領域研究3テーマの講演及び学長裁量経費採択者による研究成果の発表,午後からは,若手研究者,一般,産学連携の3部門へ応募のあった60件の研究内容について,大学院生を含む研究者による1分間のショートプレゼンテーションとポスター発表を行い,学内外の審査員による審査を経て,最優秀賞,学長・理事特別賞など各賞を授与しました。併せて,各種助成制度採択者のポスター発表も行い,研究者同士の意見交換が交わされました。
特別講演では,筑波大学国際統合睡眠医科学機構 柳沢正史機構長を招き,「睡眠覚醒の謎に挑む」と題して,「眠気」や「睡眠障害」など睡眠に関する身近な疑問について分かりやすく講演いただきました。本交流・発表会には,学内外の研究者や企業関係者等約260人が参加し,大変有意義な機会となりました。

森 真弓 博士
ポスター発表会で説明を受ける遠藤学長
Paola Occhetta 博士
特別講演を行う柳沢正史機構長