第39回 富山大学和漢医薬学総合研究所特別セミナーを開催

 10月2日(火)、第39回和漢医薬学総合研究所特別セミナー「数理科学・情報科学の融合による未病創薬・未病医療への展開」を、富山大学杉谷キャンパスにおいて開催しました。
 本セミナーは、和漢医薬学総合研究所が、毎年国内の関連研究者を対象に開催しているもので、今回は、数理科学・情報科学と生命科学の融合研究という新学術領域を開拓し、世界をリードしている3名の著名な研究者をお招きし、富山大学重点研究プロジェクト「医薬学と複雑系数理学からの挑戦~「未病」の解明、そして新たな医療体系の構築と地域の連携による健康人口の増加~」(未病プロジェクト)とのジョイントセミナーとして開催されました。
 当日は、学内外の研究者等約120名が参加し、東洋医学の概念である「未病」を数理科学的情報科学的に解明することにより、予防医学及び先制医療の範疇を超える新たな次世代医療のコンセプト、創薬コンセプトを創出して、社会実装へ繋げるための学術的討議に熱心に耳を傾けていた。