新型コロナウイルスに関する注意喚起について(第一報)

 昨年12月以降、中華人民共和国湖北省武漢市において、原因となる病原体が特定されていない複数の肺炎の発生が報告され、中国当局では新型コロナウイルスに関連していると暫定的に判断されています。また、日本国内においても1月16日に新型コロナウイルスに関連した肺炎患者1例の発生が報告されました。
 新型コロナウイルス関連肺炎に関するWHOや国立感染症研究所のリスク評価によると、現時点で本疾患は、家族間などの限定的なヒトからヒトへの感染の可能性が否定できない事例が報告されております。また、持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありませんが、風邪やインフルエンザが多い時期であることを踏まえて、咳エチケットや手洗い等、通常の感染対策を行うことが重要です。
 ついては、武漢市から帰国・入国する学生・教職員等においては、大学への連絡を行うとともに、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、速やかに医療機関に連絡の上、受診いただきますようお願いします。

令 和 2年 1月 17日
理事(危機管理担当)
下敷領 強

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