ダイヤの原石みーつけた! マニア富大生発掘リレー

 この企画は、学業、サークル、趣味などで、夢に向かって頑張っている富山大学生をリレー形式で紹介するものです。聞き手は、本学広報担当スタッフ(山下)です。


海外マニアの森野琴巳さん
人間発達科学部
発達教育学科 発達福祉コース4年
幼児教育・保育における、英語教育の充実に貢献したいという夢をもつ。
富山県出身。

 今回紹介する学生は、前回ご登場頂いた宮袋真衣さんから「海外マニア」と称される森野琴巳さん。森野さんは、現在人間発達科学部4年生。子どもと関わる仕事に就きたいと思い、地元の富山大学へ進学しました。語学力の向上と、英語を母国語としない児童に英語を教える技術を身に着けるため、4月からニュージーランドへ1年間の留学に行くことになっています。
 4月初旬、留学間近の森野さんに、これまで行った国の文化や将来の夢についてインタビューしてきました。

フィリピンで出会った奇妙な食べ物

山下
森野さんは、大学生活の中で3か国に行ったのですよね。どの国に行かれたのですか?
森野さん
フィリピン、インドネシア、タイの3か国です。語学研修と卒業研究の一環で行きました。
山下
それぞれの国に行ってみて、国民性や文化の違いを感じたことはありましたか?
森野さん
どの国の方も大体優しかったですが、特にインドネシアは明るい女性が多かったです。本当に楽しいとき、豪快に笑うんです!それとインドネシアの人たちは、歓迎の気持ちをすごく持っている人たちだと感じました。幼稚園を訪れたのですが、園児全員がこんな風(左写真)に民族衣装を着て待っていてくれて、歓迎の踊りを披露してくれたんです。そして中に入ると、どこに行っても現地の手作りのお菓子を机いっぱい用意してくれていて、いつもお腹いっぱいでした。
山下
それぞれの国で、森野さんの思い出の食べ物はありますか?
森野さん
どの国も暖かい国なので、マンゴーなどの南国の果物がすごく美味しかったです。それとフィリピンで出会った食べ物なんですが、私はちょっと怖くて食べられなかったものがあって…。
山下
なんですか!?
森野さん
バロットという食べ物です。ゆで卵みたいな見た目なのですが、中身は、アヒルの卵を途中まで孵化(ふか)させたものです。開けると、中が黄身じゃなくて、目や手が少し形になっていて。一緒にいた他の学生は食べていて、「コリコリしていて美味しい。」と言っていました。
山下
へぇー!私もちょっと怖いかも。(笑)

罪を犯した子どもたちから教えてもらったこと

森野さん
フィリピンを訪れた時は、ボランティアの一環で幼稚園のほかに少年院にも行ったんです。想像していたより明るい子どもたちが多くて驚きました。話を聞いていると、自分の利益のために犯罪に手を出したというよりは、生活が苦しくてやむを得ずしてしまった子が多くて。その子たちと将来の夢について話したのですが、学校の先生になりたいとか、人のためにお医者さんになりたいと言っている子が多くいて、やる気はあるのに教育の体制が整っていないのかぁ、と残念に思いました。国の財政の問題があるんだと思うんですけどね。少年院の子どもたちと出会って、子どもたちの夢を叶えられる環境を作りたいと、改めて思いました。
山下
そうなのですね。せっかく優しい気持ちがあるので、活かす方法を見つけていけたらいいですよね。
森野さん
少年院に行った日の夜、他の大学から来ている学生たちと話し合いました。みんなそれぞれ専攻が違うので、私は、「年齢に応じた適切な幼児教育や保育、小学校教育などを充実させることが重要だと思う。」と話すのですが、水産を専門にしている人は、「フィリピンは島国だから、海やマングローブを利用した養殖業を進めたら、経済発展ができるんじゃないか。」と話していて、自分が知らない分野の話を聞けて刺激になりました。

山下
なるほど。森野さんは4月からニュージーランドのオークランドに留学されますが、これまではアジアを訪れていますよね?どうしてここに行くことに決めたんですか?
森野さん
私は将来、アジアを中心とする発展途上国で、大好きな子どもに関わる仕事をしたいなと思っています。そのために英語の勉強がしたかったのと、TECSOLという、英語を母国語としない児童に英語を教える資格の勉強がしたくて、オークランドに留学を決めました。
山下
将来は発展途上国で仕事を?
森野さん
はい。
実は計画を立てていて、①日本で幼稚園教諭と保育士免許をとる、②日本の幼児教育施設で勤務する、③海外の幼児教育施設で勤務する、④日本の幼児教育施設において、英語教育を充実させる人材となる、⑤発展途上国において、子どもに関わる仕事をする…という感じです。発展途上国で仕事をするのは、だいぶ先の話にはなるのですが。(笑)
山下
すごい!とても具体的で、実現しそうですね!
…それでは最後になりますが、今進路を決めようとしている高校生にアドバイスするとしたら何をアドバイスしますか?
森野さん
どこの大学に行くかというより、そこで何を学ぶかとか、何をするかが大事だと思います。したいことがあるから富山大学を選ぶのもすごく素敵ですけど、したいことがなくても、富山大学に来たらいろんな専門分野の先生がいるので、したいことを見つけられます。私が留学すると決めたときも、学科が違う先生たちに相談に乗ってもらいました。何かに挑戦したいと思ったとき、サポートしてくれる体制が整っているので、どんどん活用したら良いと思います。大学に入ってからでもいいので、自分のしたいことを見つけてほしいと思います。

森野さん、ありがとうございました。次回のマニア富大生発掘リレーもお楽しみに!