富山大学案内2016
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医学部16医学部長 村口 篤■主な卒後臨床研修病院(2014年度卒業生)■主な就職先(2014年度卒業生)学部長からのメッセージ 本医学部は、300年の「富山のくすり」の歴史を背景に、県民の強い要望によって、昭和50年(1975年)に、富山平野を見下ろす呉羽山の丘陵に創設されました。本医学部の建学理念は、「里仁為美」(仁におるを、美となす)であり、仁愛の精神をもった医療人の育成を目指しています。また、創設時から、薬学部・和漢薬研究所(現和漢医薬学総合研究所)と密接に連携し、東西医学の統合を目標に「東洋の知に立脚した」特色ある教育研究活動を展開しています。 教育においては、1・2年次に「医療学入門」と「和漢医薬学入門」を開講し、伝統的な東洋医学に現代医学の成果を織り込みつつ、先端的医学知識を身につけた意欲的な学生の育成を行っています。研究においては、生命科学の世界トップレベルの研究を行ない、その成果を世界に発信しています。また、臨床においては、地域医療、先端医療、専門医養成、専門看護師養成、がんプロフェッショナルの育成に力を入れ、卒業生が将来医療従事者として活躍できる環境を整備しつつあります。 また国際性を身に付けるための教育にも力を入れています。医学生、看護学生は在学中からアジア諸国、米国(本土、ハワイ)、英国、オーストラリアなどで研修できる制度を設け、多くの学生が国際性を身に付けるために武者修行に出かけています。大学院では東西医学の融合に魅せられて多くの学生が留学し国際交流が進んでいます。 富山県には、四季折々の変化に富む、急流の河川を有する豊穰な土地があり、「生命の循環」のダイナミズムを体験できます。このすばらしい自然環境で、立山連峰の雄姿を堪能しながら青春を謳歌しては如何でしょうか。そして、本医学部で、強靱な意志と豊かな感性を培い、「東洋の知」を身に付けたこころ優しい国際的医療人になって頂きたいと思います。皆さんと杉谷キャンパスでお会いできることを願っております。「東洋の知」が育む国際的医療人教育を富山で■取得可能な免許・資格医学科医師免許看護学科看護師免許保健師免許助産師免許心電図の実習風景看護実習風景(血圧測定)※国家試験合格が条件となります。 なお、保健師免許、助産師免許取得につい ては、看護師免許を取得していることが条件 となります。※養護教諭2種免許状の取得については、保健師 免許の取得に加え、所定科目の単位を修得する ことが条件となります。(助産専攻コースのみ取得可)医学科<附属病院及び協力病院>富山大学附属病院、富山県立中央病院、富山市民病院、黒部市民病院、南砺市民病院、糸魚川総合病院など<協力病院以外として>東京大学医学部附属病院、国立国際医療研究センター、新潟県立新発田病院、金沢大学附属病院、諏訪赤十字病院、名古屋大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、国立病院機構大阪医療センター、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターなど看護学科富山大学附属病院、東京大学医学部附属病院、新潟大学医歯学総合病院、金沢大学附属病院、名古屋市立大学病院、富山県立中央病院、富山赤十字病院、富山県厚生連高岡病院、富山県済生会高岡病院、富山県庁、滑川市役所、国立成育医療研究センター、国立病院機構兵庫中央病院など養護教諭2種免許状

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