富山大学案内2016
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UNIVERSITY OF TOYAMA富山大学長「全国・世界の仲間が集う」:富山大学の魅力 今時代は大きく変化しています。「大学は何のためにあるのか」「学生は大学で何を学び、何を成すのか」など、教育の根幹が問われています。富山大学は、全国国立82大学のなかで9番目に志願者の多い、全国屈指の総合大学です。教職員一同は、「大学の真の役割とは、教育研究を通じ、知の探求を知の応用に広げ、人材を育て社会に貢献すること」と考え、日々の取り組みを続けています。  今みなさんは、将来への夢を描きながら進路選択を考え、合格に向け奮闘しておられることでしょう。これからの時代を担うみなさんには、分野を問わず、高いレベルでの文化的・科学的思考を持ち、技量や人間力を磨き、新しい歴史を創造して欲しいと願っています。人文学、人間発達科学、経済学、理学、医学、薬学、工学そして芸術文化学と、多彩な8学部10部局が揃うという優れたスケールメリットを生かし、みなさんの将来を創造するサポートをしていきますので、どうぞ富山大学の門を叩いて下さい。「自然力」「歴史力」「生活力」:富山にしかない魅力 富山大学の位置する富山県は、歴史・伝統に育まれた「薬都」「ものづくり・産業県」「教育県」として知られています。地理的には関東、関西、中京圏からほぼ等距離にあり、特に2015年春には北陸新幹線が開通し、東京までは約2時間となりました。富山空港にはアジア各国への国際線も就航し、富山育ちの多くの国際企業が県内全域で活動を展開しています。また富山には,3,000メートル級の立山連峰から富山湾まで、美しさとダイナミックさを凝集した景観と日本一の水資源があります。恵まれた自然・生活環境は他の地域とは明らかに別格もので、富山でなければ体験できない魅力に溢れています。富山で暮らし学ぶ時間、あなたの人生にとっても素晴らしい宝になると確信します。「よく学び、よく遊び」:富山大学で自分発見を 大学は社会に進む前にもう一度、自分自身を見つめなおすことができる時間です。大事なことは「よく学び、よく遊ぶ」ことです。「遊び」とは「心の余裕」とも言い換えることができます。単に公式を丸暗記するのではなく、どうしてそうなるのかを考えるのが大学生です。また学業に加え、サークル活動・ボランティア・アルバイトなど様々な経験にも挑み、自分自身の隠れていた可能性を探して下さい。みなさんには、ぜひ富山大学において、自分の力を再発見し、心身を鍛え、夢に向かい、充実した学生生活を送っていただきたいと願っています。我々教職員も全力でみなさんを支援していくことをお約束します。 来春の入学式で多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

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