富山大学案内2018
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 富山大学人文学部には、伝統的、基礎的な哲学、歴史、文学に関わる分野のほか、現代社会の諸問題を扱う社会学や国際関係論、学際領域である国際文化論などがあり、また同規模の人文学系学部では比較的珍しい心理学、考古学、文化人類学、人文地理学、朝鮮言語文化、ロシア言語文化などの分野もあり、多様な選択肢が用意されています。1年次は教養教育科目と基礎的な専門科目を学びながら、進みたい分野を模索し、2年次からは、学びたい分野で、本格的な専門教育を受けることができますし、幅広い視点で学際的な学び方をすることも可能です。 人文学部はまた、異文化理解・異文化交流を教育研究の柱として、中国・台湾・韓国・ロシア・アメリカ・フランス等の大学および研究機関と交流協定を結び、積極的に学生の海外派遣や留学生受け入れを推進して、国際化の時代に活躍が期待できる人材を育成しています。 少人数・対話型の充実した教育により、学生の学修を支援し、社会人としての自立をサポートします。五福GOFUKU campus全ては「人」から始まる。カリキュラムの特長 人文学部では、所属コース以外の他領域の授業も受けて幅広い知識を学ぶ「学際」型と、所属コースの授業を集中して受けてより深い専門知識を学ぶ「専門補強」型の二つの型での学修が可能です。 人間に対する理解を深め、社会人として自立することができるような教育を行います。 1年次に教養科目とともに基礎ゼミナール・人文学の入門科目を提供します。人文学の研究を通して人間のあり方を探求するために、2年次以降、講義・講読・演習・実習・実験等の専門科目を提供し、4年次には卒業研究指導を行い、人間や社会に対する深い洞察力や柔軟な思考力を身に付け、新しい知見や価値を生み出せるように導きます。 人文学諸分野に知的関心を持ち、柔軟な思考力・幅広い視野・国際感覚を身に付けることを目指して人文学を幅広く深く学びたいと考え、そのために必要な基礎的能力を持つ人を求めます。入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)よりこのような人を求めています教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)よりこのような教育を行います卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)より※各ポリシーの全文は、本学ウェブサイトに掲載しています。このような人を育てます 人文学の知の遺産を継承して幅広く普遍的な知識を持ち続け、異なる文化や考え方についても理解があり、情報発信力・問題発見能力を有し、社会における自らの役割を果たすことのできる人を育てます。■ 所属コースカリキュラム+他領域プログラム専門基礎・専門深化(専門基礎から卒業研究)他領域授業プログラム他領域の授業専門基礎・専門深化(専門基礎から卒業研究)関連領域授業プログラム関連領域の授業■ 所属コースカリキュラム+所属コース関連領域プログラム「学際」型「専門補強」型東アジア言語文化コース言語学コース心理学コース歴史文化コース社会文化コース国際文化論コース英米言語文化コースヨーロッパ言語文化コース哲学・人間学コース入学定員:170人人文学科Faculty of Humanities人文学部9

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