就職の手引き [平成29(2017)年度]
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1 業界・企業・職種とは 自分を知ること(自己分析)と同時に大事なことが、社会を知ることです。社会にはさまざまな業界・企業・職種があり、同じ業界でも企業によって扱う商品やサービスが異なりますし、同じ企業内においても職種によって仕事内容や働き方が異なります。イメージに惑わされないようにしっかり研究しましょう。業界とは 業界とは、同じ業種(事業内容の種類)に携わる企業の集まりを指します。製造業界、金融業界、サービス業界などその分類はさまざまです。また同じ業界に属していても、その仕事内容や取り扱う商品が同じとは限りません。興味ある業界をいくつかリストアップし、そこに属する企業や他の業界との関連について調べてみましょう。職種とは 職種とは、企業内で日常的に行う仕事内容を分類したものです。具体的には企画、営業、販売、総務、広報、技術、開発などさまざまな職種が存在します。しかし、同じ職種でも業界や企業によって仕事内容が異なる場合があります。志望する企業では、その職種が実際にどんな仕事をしているのかをしっかり把握する必要があります。働き方(コース区分)の違い 企業によっては「総合職」「一般職」「エリア限定職」「専門職」などのコース別採用を行っている場合があります。その場合、エントリー段階で選択を求められるので、自分の希望する働き方をあらかじめ決めておく必要があります。コースによって、働き方だけではなく、仕事内容や給与などの待遇面にも違いがあります。Ⅲ業界・企業・職種について知ろう業界・企業・職種について知ろう16

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