就職の手引き [平成29(2017)年度]
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2 企業研究とは 業界について研究が進めば、次にその業界にどんな企業があるのか調べていきましょう。そして企業規模や事業内容などの基本データだけでなく、社風や経営ビジョン、同業他社との違いなどの情報も集めましょう。 同じ業界の中でも、企業によって得意な分野や仕事の進め方などはそれぞれ違います。個々の企業について違いを調べ、比較することによって、自分にあった企業を見つけることもできます。 企業を選ぶうえで重視するポイントも、人によって異なるものです。「企業研究から得られた情報」と自己分析を通して自覚した「自分の適性」や「キャリアプラン」をすり合わせながら、自分に合った企業を探していきましょう。総 合 職将来の幹部候補として仕事の裁量が広く、社内のあらゆる業務に就く可能性があり、企業によっては転居を伴う転勤もあります。エリア(地域)限 定 職「地域限定職」「エリア総合職」「特定総合職」などの呼称がありますが、勤務地を一定エリアに限定した区分です。原則として転勤を伴う異動がなく、自宅から通える範囲で勤務できますが、仕事は総合職並みと考えればよいでしょう。一 般 職仕事の範囲が限定的で、決められた担当業務の中で経験を積みます。一般事務などが挙げられます。専 門 職専門性を必要とする職を指します。「法務」「会計」などのように、あらかじめ専門知識やスキルを持った人を職種を限定して採用するもので、配属先が限定されています。(例)企業研究に活用できるもの①会社説明会②企業のウェブサイト、就職情報ナビサイト③新聞、雑誌、書籍 ※④会社訪問、OB・OG訪問※学内のネットーワークで利用できるデータベースでは、過去の新聞・雑誌  等の情報収集が可能です。(利用方法は、Ⅷ – 5.その他 参照)業界・企業・職種について知ろう17

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