就職の手引き [平成30(2018)年度]
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- 1 - 2018年3月30日 就職問題懇談会 2019年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者 に係る就職について(申合せ) 大学、短期大学及び高等専門学校(以下「大学等」という。)は、グローバル化や情報通信技術の急激な進展により、社会構造が大きく変化している状況の中で、学生にこのような社会に対応し、未来を切り拓いていけるような高い学力と豊かな人間性を身につけさせた上で、社会に送り出す社会的使命を負っている。その責務を果たすためには、正常な学校教育と学生の学修環境を確保することが不可欠である。 その理念の下、国公私立の大学等で構成する就職問題懇談会は、2019年度卒業・修了予定者の就職活動の秩序を維持し、学生の就職機会の均等を期するため、各大学等が取り組む事項について下記のとおり申し合わせる。 なお、この申合せを行うに当たり、各大学等においては、全教職員が協力し、全学的にこれを実行することを確認する。 記 1.大学等は、以下の就職・採用活動の日程を遵守するとともに、企業等に対して、その遵守を要請する。 ・広報活動開始 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降 ・採用選考活動開始 : 卒業・修了年度の6月1日以降 ・正式な内定日 : 卒業・修了年度の10月1日以降 2.大学等は、就職・採用活動に関する本申合せの大きな目的の一つが、学生の学修時間の確保や留学などの多様な経験を得る機会の確保など、学生の学修環境の整備であることを再度認識する。その上で、学生に対して、関連情報の周知や情報提供に努めるとともに、個別の相談や指導等を行い、場合によっては企業に具体的な対応を要請するなど、きめ細やかな支援を行う。 3.大学等は、インターンシップの本来の趣旨に鑑み、その教育効果を高めることに努める。また、「インターンシップ」と称した会社説明会や採用選考活動と捉えられる行事等を行わないよう、企業等に要請する。 4.大学等は、採用選考において学生の学業への取組状況を適切に評価するよう企業等に要請する。 ( その他52

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