就職の手引き [平成30(2018)年度]
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- 5 - そのため、 ①広報活動開始前に「インターンシップ」と称した会社説明会や実質的な採用選考活動とも捉えられるような行事等は厳に慎むこと、 ②そもそも、インターンシップは、「就業体験を伴うこと」が必要であるが、現在、インターンシップとして行われているプログラムには、1日限りで就業体験を伴わないもの(いわゆる「ワンデーインターンシップ」など)もあることから、このようなプログラムはインターンシップと称さず、実態にあった別の名称を用いること(当然、それらのプログラムの目的が広報活動であれば3月以降に、採用選考活動であれば6月以降に行うべきこと。)、 ③インターンシップの本来の趣旨を踏まえ、その教育的効果を高めるためには、一定期間のまとまりにより職業生活を体験することが有益である。大学等との連携の下、可能な限り長期間のインターンシップを実施すること、 を要請する。 (5)大学等の所在地等への配慮 大学等の所在地や学生の居住地が遠方である場合などには、それが採用選考において不利とならないよう配慮することを要請する。 3.その他の事項について 【大学等における取組】 (1)各大学等における職員採用の対応 企業等への就職・採用活動のみならず、各大学等における職員採用においても、本申合せを踏まえた対応を行う。 (2)「申合せ」の内容の周知 各大学等は、「申合せ」の内容について、学内の教職員はもとより、学生への周知徹底を図り、学生に不安と混乱が生じないよう適切に対応する。 また、企業等に対しても、以下の手段等により、「申合せ」の内容の周知を図る。 ①学内で企業説明会を実施する企業等への要請内容の手交 ②企業等に求人依頼文書を発送する際、「申合せ」又は「申合せ」の内容をまとめた文書の添付 ③その他、メール等による企業等への「申合せ」の内容の遵守に関する直接的依頼 各大学等による企業等への直接的な要請は「申合せ」の趣旨の理解促進に極めて重要であるため、各大学は主体的に上記に取り組み、一層の周知徹底に努める。 【企業等への要請事項】 (1)学生の健康状態への配慮 採用選考活動の実施時期が梅雨や夏季に当たるため、企業等に対して、学生のクールビズ等への配慮を明示するよう求める。 その他56

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