就職の手引き(2023年度)
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53(ウ)教員採用の流れ教員採用の流れは、自治体により異なりますが、概ね次のとおりです。「令和5年度富山県公立学校教員採用選考検査」の例(令和4年度実施)実施要項・願書を配布〔5月上旬から(願書等は、富山県教育委員会ウェブサイトでダウンロード可能)〕→願書受付(5月上旬~6月上旬)→第1次検査(7月中旬)→第1次検査結果の通知(8月中旬まで)→第2次検査(8月下旬)→第2次検査結果の通知(9月中旬)→「任用候補者名簿に登載」※教員採用選考試験の早期化について検討が行われているため、最新の情報を確認しましょう。❷公立学校の講師(臨任講師・非常勤講師等)出身地等の公立学校の講師を希望する場合は、出身地等の教育委員会等に応募する必要があります。自治体によって、登録の方法や時期が異なるので、早めに各教育委員会のウェブサイト等で確認しましょう。❸私立学校の教員私立学校の教員採用は、次のようなルートがあります。(ア)大学等への求人(イ)各自治体の私学協会への登録・(ア)の場合は、それに基づいて応募し、その学校の行う採用試験を受けることになります。・(イ)の場合は、各県の私学協会が「私立学校教員適性検査」を行いますので、それを受験すると登録されます。いずれにしても、私立学校の教員採用への道も選択できるよう自分で情報収集や就職活動をすることが必要です。❹受験対策等【情報の収集】教員採用試験は都道府県・政令指定都市等ごとに行われ、採用予定人数や1次試験・2次試験の内容・傾向等は自治体ごとに異なる点も多々あります。自分が受験する自治体の特徴をしっかり把握し、ポイントを絞った対策を立てましょう。それらについての情報を的確に収集するために、専門の試験雑誌や情報誌(協同出版「教職課程」や時事通信社「教員養成セミナー」など)を参考に傾向等の分析を行うことを勧めます。

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