富山大学 教育学部 学部案内2026
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調理実習特別支援教育実地演習数学科教育法Ⅰ・Ⅱ初等図画工作科教育法Ⅰ初等生活科教育法Ⅰ・Ⅱ(地域の食文化比較を含む)(富山県の教育実践を含む)9 中学校・高等学校の家庭科教員として必要となる調理操作、および衛生面・安全面・環境面・栄養面などに配慮した食品の取扱いなど、調理実習に関する基本的な知識と技能を実践的に学びます。また、北陸地域の食材を用いた郷土料理についても扱い、理解を深めます。 この授業では、特別支援教育の概要や障害種に応じた教育施設・教育内容について理解するため、視覚障害教育、聴覚障害教育、知的障害教育、肢体不自由教育、病虚弱児教育を行っている特別支援学校の施設及び授業見学を行ないます。大学における講義だけではなく、実際に特別支援学校を訪問し、具体的にかつ体験的に学ぶことができます。 中学校や高校で生徒にどのように数学を教えたらよいかその教え方を学ぶ授業です。この授業では、数学の授業を計画するためにインターネットの活用法や数学教育用ソフトを使った実習を中心に授業を進めています。それ以外にも実際に数学教育用ソフトを使った指導案の作成と発表なども行っています。  この授業では、学校教育の現場における取り組みを想定した内容の紹介を目指して構成しています。特に小学校の低学年から高学年にかけての図画工作科の各領域の題材を実際に体験しながら、学習指導要領(新学習指導要領を含む)を踏まえた理論との関連を確認し、この教科で身に付けるべき学力について、考えていくことができるようにします。 生活科は、小学校第 1・2 学年にのみ設置されている教科です。その特色は、子どもたちが具体的な活動や体験を通して学ぶということ、そして、子ども一人一人の思いや願いを実現する過程を学習の過程として構成するということです。初等生活科教育法Ⅰ・Ⅱでは、生活科を指導する教師に必要な知識・技能を身につけます。つまり、子どもの興味・関心を支え、学習意欲を喚起する教材の工夫、授業展開、単元構成の工夫などについて、理論的・実践的に学びます。以下の写真は、身近なものを使った遊びとして、かみひこうき大会を行っています。簡単な遊びのなかにもその子なりのこだわりや思い、工夫があることでしょう。子ども一人一人の個性を支える温かな教育的まなざしと確かな実践力を身につけることを期待します。

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