富山大学人間発達科学部 学部案内2017
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発達教育学科共通専門科目 「子どもとのふれあい体験」は、今年で教育学部から続けて17年目を迎える本学部の1年生対象の特徴ある授業科目です。 社会教育や生涯教育の分野で子どもとふれあう体験を通して、教育の本質を体験的に学ぶ機会を提供する目的で設定されています。この科目は、単に大学内だけに留まらずに、各コースとも地域社会に出て、関係団体・施設等との関わりの中で、人を育てる人を育成する科目として非常に重要な役割を果たしています。この科目を選択して、年間60時間の活動を行い、体験レポートを作成すると、2単位を取得できます。しかし、学生たちは、子どもとふれあうことのよさを体験すると、2年次以降も,単位のためにではなく、自主的にボランティアとして関わることが多くなってきます。教員をめざす学生のみならず、公務員や一般企業への就職をめざす学生にとっても、社会と繋がる貴重な実践の場として認識されています。(1999 年度から開設)□ 選択必修□ 選 択□ 人間環境システム学科・発達教育学科 学校教育コース・発達教育学科 教育心理コース・発達教育学科 発達福祉コース 教員免許取得希望者は、受講することが望ましい。 本コースでは、研修会に参加することで自らの「生きる力」を確立し、事業成功に向けて計画から実践反省まで指導者としての在り方を考えます。小学校4~6年生の子どもたちが、自らの力で4泊5日かけて120kmを歩ききるという事業で普段とは違う集団での生活を経験し、その中で思いやりや感謝の心などを学ぶためのさまざまなサポートを行います。となみ野サマーチャレンジ コース1 本コースでは、「野外活動」や「キャンプ活動」を通して、子どもたちとふれあいます。まず、講習会に参加し、「野外活動」や「キャンプ活動」の知識・技能を学ぶだけでなく、実際の「キャンプ活動」等にボランティアとして参加し実践力を身につけ、指導者としての力量の形成をはかります。 野外活動 コース2 本コースでは、富山市東部児童館と、富山県こどもみらい館(射水市太閤山ランド内にある大型児童館)に分かれて活動します。実際に子どもとふれあうのは原則として5月~3月までの月1回で、1回につき2~4時間程度です。ただし前後のミーティングや準備も規定の時間に含まれます。また、所定の活動日以外に児童館が開催する各種の活動に参加し、子どもの支援を行った場合も体験の時間数に計上します。遊び援助 コース3各 コ ー ス の 紹 介子どもとのふれあい体験子どもとのふれあい体験15

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