人間発達科学部案内2018
15/20

授業や研究の様子 1年次後期にある基礎的な専門科目の授業です。メディアデータの制作の基本となるアプリケーションの使い方をマスターし、将来のデザインや映像、コンテンツの課題に対応できるような基礎力を身につけます。 比較的易しいイギリス文学の名作の講読を通し、英語運用能力を高めることと、英語圏文化に親しむことを目的とした授業です。写真はOscar Wildeの喜劇をグループで役を振り、読み合わせをしているところです。メディアデータ編集法イギリス文学人に物事を正確に伝えるための文章の書き方を学びます。また、書くためには知識・技術が必要です。具体的には小説分析の課題で、自分で調査・考察した文章を作成し、口頭発表・質疑を行い、表現能力を高めます。  情報社会におけるメディアの役割、社会変容、必要とされる能力、情報倫理等について学びます。情報化がもたらす様々な社会的変化について、その変化の歴史、現状を知り、情報社会に参画するための基礎的能力の習得をめざします。 この授業では、異文化間のコミュニケーションを効果的にそして円滑に図るためのキーコンセプトを学ぶと共に様々な文化についての知識や関心を高めることを目指します。 英語教育学ゼミナールでは、各国から来ている留学生も参加し、研究活動における真剣な議論はもちろん、刺激的で文化的な交流が行われています。異文化理解・交流英語教育学ゼミナールテクニカル・ライティング電脳社会概論 メディア史は、視覚芸術、映像、写真、広告など、私たちの日常にあふれるさまざまな視覚メディアの歴史を理解し、その機能や働きから、新たな発想のヒントを探る力を身につけます。 文字やデザインの歴史から印刷、映像制作の手法、発想や企画など、コンテンツのデザインに必要な多くの事柄について解説します。また、番組制作に携わっている方々を招いて、制作現場での実際について学びます。 学校や社会にある数多くの情報機器がネットワーク化されています。ネットワークを上手に活用するために、技術的な知識・技能、情報の真贋を見分ける方法、関連する法律等について学びます。 インタラクティブなWebアプリケーションを開発するために必要なスクリプト言語を学ぶと同時に、コンテンツを企画し、それを完成させるために必要な応用力を実践的に身につけます。メディア史コンテンツデザイン概論ネットワークリテラシーマルチメディアシステム演習 人間情報コミュニケーションコースでは、課題発見、解決方法の立案、解決にむけた様々なプラン、スケジュール調整、制作/開発実践などを学生自身が主体的に取り組む事によってプロジェクトの進め方を学ぶ授業として、「プロジェクトマネージメント」があります。各専門を持つ教員がテーマのヒントとなる情報を提供しますが、実際にはそれぞれのテーマ別に、学生が主体的に取り組み、最後はポスターセッションの場で、教員や学生向けにプレゼンテーションを行います。 英字新聞やニュース英語に慣れるとともに、時事的事柄をグローバルな視点から見ることを目的にしています。写真は学生が教科書に関連したニュースをインターネットで検索して読んでいるところです。 教育的場面の実際のケースをもとに、対話を通じた課題の発見から方針設定、さらに実行可能で望ましい解決策の模索と提案というグループ学習を通して、問題解決のために必要な能力を培っています。 コンテンツ制作を学ぶために、映像の構成、撮影、編集を実践します。デジタル映像編集のさまざまな機能、音響や楽曲づくりとともに、互いにコミュニケーションをとり、協力し合って作品を完成させるスキルを伸ばします。メディアコミュニケーション演習マスメディア英語インストラクショナルデザインプロジェクトマネージメント この授業では「意味ネットワークを用いた意見集約と提言」と、「自己点検活動と提言」という2つの学習活動を通じてチームにおける学びあいとクラスにおける発表・討議、そして合意形成の学習経験を図っています。 コンピュータは清書の道具ではなく、煩雑な作業を合理化し、効率化するためのツールです。コンピュータに使われるのではなく、本当にコンピュータを使うために、実際に動くプログラムを作成しながら、プログラミングの考え方をマスターすることをめざします。 「日本語運用基礎論」は、これまでお座なりにしてきた日常のコミュニケーション(例えば、お願いする、誘う、説明する等)をうまくいかなかった会話例を検討しながら、自分なりの伝え方を創り出していく授業です。組織マネージメント論情報集中演習日本語運用基礎論 MIDIデータを扱うDTMソフトによる楽曲の編曲、出版のための譜面作成ソフトによる楽譜の清書、オーディオ編集ソフトによるオーディオデータの編集や処理など、さまざまな実習をしながら音楽の理解を深めていきます。コンピュータ音楽編曲法 関数の変化の様相を調べる方法や関数から定まる量を求める方法を学びます。図は凸関数と呼ばれるクラスの関数に対して成り立つ不等式を可視化したものです。数理システム概論 様々な自然現象に対する数学的アプローチの方法を学びます。図は計算機シミュレーションを用いて描いた浅水波方程式の解の時空間におけるグラフです。浅水波方程式は津波の数理モデルの一つです。モデル化とシミュレーション14

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る