工学部案内2016
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2未来を担う「ものづくり」の匠を世の中に送り出す 少子高齢化、地球温暖化をはじめとする環境問題、資源の枯渇、甚大な自然災害や疫病の発生など、地球規模の課題の解決には工学と異分野の融合を視野に入れた新たな知の創出が不可欠です。工学には今、生命科学、あるいは社会科学、芸術文化などの他の領域とも連携し、医療技術の向上や循環型・低炭素社会の構築、災害予測とリスク回避が可能な安心で安全なサスティナブル社会の実現に寄与することが求められています。 そのためには最先端の研究成果を取り入れた広義の「ものづくり」が欠かせません。本学ではしっかりとした知識・技術の上に、創造力とコミュニケーション能力、工学倫理・生命倫理を身に付ける教育を推進し、地域社会、そしてグローバル社会の中でさまざまな課題を発見・解決できる人材の育成を行っています。工学と芸術、語学を融合した教育によって、高品質で高付加価値な製品を生み出せる、次代の「ものづくり」の匠になりうる技術者・研究者を世の中に送り出しています。工学部長堀田裕弘

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