富山大学医学部案内2021
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医学部看護学科4年青山 裕紀(富山県・雄山高等学校卒業)私が看護師を目指したのは小学生の時です。医療を学ぶ合宿に参加し,苦しむ人の支えになり頼られる看護師になりたいと思いました。高校生になり様々な大学を調べるうちに,4年間で看護師だけでなく保健師と助産師,養護教諭二種の受験資格が取れる点,看護学科で漢方など東洋医学について学べる点に魅力を感じ,富山大学に入学することを決めました。入学後は1年次に一般教養科目や患者の疾患を理解する上で必要な人体の構造や機能を学び,2年次では1年次での学びを活かし,疾患や看護技術,医薬合同で漢方を学びます。3年次には看護学がより専門的な内容になり保健師の講義も始まります。4年次には臨地実習が始まり,実際に患者さんや地域に住む人と触れ合い,これまで学習したことを活かします。杉谷キャンパスは医学部と薬学部が1年次から一緒に学ぶ環境が整っており,互いに高め合うことが出来ます。そして,図書館は医療系の書籍が充実しており,学習を深めたり,レポートのために調べ物をしたり,非常に便利です。また,この図書館は24時間利用可能なため,時間を気にせずに学習に取り組むことが出来ます。大学生活は高校までと違い,自由な時間が増えますが充実させるためには自身で時間の使い方を考え,空いている時間を自己学習に充てたり,部活動に励んだり,アルバイトしたり有効に使っています。私は富山大学で充実した楽しい大学生活を送っています。皆さんも富山大学で自分を高め,充実したキャンパスライフを送りましょう!富山大学で看護学を学ぶ滑川市役所産業民生部福祉介護課地域包括支援センター久郷 綾音(2019年3月卒業)私は,身近な人の死と誕生を同時期に経験したことで,地域で自分らしく安心して生活していくことを支える保健師の仕事に興味を持ちました。そこで,看護師だけでなく保健師の資格を取得できる富山大学看護学科に入学しました。看護学科の同期には社会人経験者や専門学校からの編入生など個性も背景も様々な仲間がいました。また看護学科の他,医学科や薬学部も同キャンパスで学んでいます。他学科の学生との交流は学ぶことが多くありました。先生方との距離も近く,進路相談や勉強の相談にも快く応じてくださいました。このユニークで温かい雰囲気のキャンパスで4年間を過ごしたことは,医療従事者としての人間性を磨く上で貴重な体験だったと思います。卒業後は,地域包括支援センターに配属されました。高齢者を対象とした介護予防事業や認知症関連の施策に携わっています。地域の方々に顔を覚えてもらい,声をかけていただくことが少しずつ増え,やりがいを感じています。勉強の毎日ですが,大学での講義や実習での経験が役に立っていると思います。富山大学は,看護師・保健師・助産師の国家試験受験資格を取得できるため,皆さんの夢をきっと後押ししてくれますし,広く選択肢があることはきっと役に立つことでしょう。皆さんも富山大学で実り多い4年間を過ごし夢に向かって頑張ってください。保健師として地域の人々を支える学内演習総合実習23

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