西部 壮志創薬科学科 4年創薬科学科では、薬学の基礎知識となる自然科学の講義から、薬理学や薬物動態学といった専門分野の講義まで、非常に幅広い分野の学問を学ぶことが出来ます。さらに本学科の特色として、薬都とやまの歴史について学ぶ講義や、富山県内の製薬企業の工場見学、卒業生の皆様を招いた講演会など、通常の講義だけでは学べないような貴重なお話を聞くことができ、将来創薬研究に携わる研究者としてどのような志を持って進むべきか、ということを深く考えるきっかけとなります。４年次には和漢医薬学総合研究所を含めた多くの中から、自分が興味を持った研究室に配属されます。研究室での生活はそれまでと異なり、分からないことや疑問に思ったことは自ら動いて調査し、新たな知識を得ようとする姿勢が重要になってきます。研究においては、与えられたテーマについて目的を深く理解し、実験計画を立て、得られた結果から何が考察されるかを考え、次の実験に繋げることも重要です。うまくいくことばかりではありませんが、先生や先輩の指導の下、日々成長することが出来ます。またほとんどの人が部活動やサークルに所属し、日々の勉学の合間を縫って、活動に励んでいます。これらの活動では、学部・学科や、先輩・後輩を超えたつながりを持つことができ、学生生活が有意義なものとなります。皆さんも僕らとともに、有意義な学生生活を送りませんか？58%16%26%97%24%42%9%10%2%14%2%1%進学就職 博士前期課程修了者の進路状況（平成29～令和元年度）創薬科学科卒業生の進路状況（平成29～令和元年度）その他進学製薬関連企業等その他企業等その他企業等薬学科卒業生の進路状況（平成29～令和元年度）病院薬局進学官公庁製薬関連企業等卒業生の進路6こんな人は創薬科学科へ●薬学関連の研究分野で国際的に活躍したい●新薬の研究に携わることで人類と社会に貢献したい●東西医薬学の融合による医薬品の創出を目指したい●疾患に関連する現象や物質に対して興味・関心が強い●生体メカニズムの解明やそのための新しい方法論の 開拓に挑戦したい大塚製薬、第一三共、大日本住友製薬、田辺三菱製薬、ツムラ、キッセイ薬品工業、杏林製薬、ロート製薬、大鵬薬品工業、あすか製薬、救急薬品工業、テイカ製薬、日医工、廣貫堂、十全化学、ダイト、富士製薬工業、池田模範堂、陽進堂、リードケミカル 等主な進路製薬関連企業進学富山大学大学院、東京大学大学院、京都大学大学院、大阪大学大学院、東北大学大学院、北海道大学大学院、金沢大学大学院、名古屋市立大学大学院 等創薬科学科を卒業すると取得が有利になる資格・毒物劇物取扱責任者・甲種危険物取扱者受験資格・食品衛生管理者・食品衛生監視員受験資格創薬科学科を卒業しても薬剤師になれますか？A創薬科学科の卒業生には薬剤師国家試験の受験資格が与えられません。薬剤師免許の取得を目指す方は６年制の薬学科を受験してください。A近年、製薬企業の研究職などでは即戦力を必要とするようになり、大学院で専門的な研鑽を積んだ学生を採用するようになりました。研究職のみならず、薬学関連分野で重要な役割を担った仕事で活躍したい方には、大学院（博士前期さらに後期課程）への進学をお勧めしています。大学院へ進学した方が良いですか？Q&A 就職率は毎年ほぼ100％です（進学を除く）。平成29～令和元年度において、創薬科学科卒業生のほとんどが大学院に進学しています。また大学院博士前期課程修了生の多くは、製薬関連企業に就職しています。
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