理学部案内2023
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物質の神秘と機能を分子レベルで解明 化学は物質が繰り広げる現象や反応を広く取り扱う学問で、これはまた、物質にいろいろな刺激を与えその応答を見ることと言い換えることも出来ます。従って、化学は純粋に科学的興味に基づくものから、その応用まで多岐にわたっています。 化学科では反応物性化学と合成有機化学の二大分野を設け、化学に関する高度で幅広い知識と技術を習得するとともに、探求心及び独創性を養うことによって、高度産業社会に対応できる優れた能力ある人材を育成することを目指しています。 大学院では上記二分野に水素同位体科学研究センターが加わります。センターは水素エネルギーのさまざまな利用にチャレンジしています。化学科とも教育・研究を通じ、密接に協力しています。授業内容1年生/基礎物理化学・化学熱力学Ⅰ・水環境化学・有機化学Ⅰ-Ⅱ・基礎化学セミナー2年生/化学熱力学Ⅱ・量子化学Ⅱ・化学反応学・無機化学Ⅰ・プログラミング実習・有機化学Ⅲ-Ⅵ・生物化学Ⅰ・量子化学Ⅰ・環境化学計測・化学実験3年生/無機化学Ⅱ・化学平衡学・触媒化学・原子分子分光学・分子物性学・溶液化学・材料科学・電気化学・物理化学実験・無機分析化学実験・生物化学Ⅱ・機器分析化学・合成有機化学・高分子化学・有機化学実験・科学英語Ⅰ-Ⅱ・科学コミュニケーションⅠ-Ⅱ4年生/卒業論文月12345火水木金人文科学系健康・スポーツ基盤英語Ⅰ医療・健康科学系基礎物理化学情報処理ESPⅠTOEIC英語e-ラーニング社会科学系科目線形代数学人文科学系ドイツ語基礎Ⅰ総合科目系物理学概論Ⅰ基礎化学セミナードイツ語コミュニケーションⅠ有機化学Ⅰ1年前期の時間割例講義時間:1限(8:45~10:15)、2限(10:30~12:00)、3限(13:00~14:30)4限(14:45~16:15)、5限(16:30~18:00) ■は化学科専門科目です。1年間又は1学期に履修科目として登録できる単位数には上限があります。月12345火水木金化学反応学化学熱力学Ⅱ環境化学計測量子化学Ⅰ生物学概論Ⅰ有機化学Ⅲ基礎生物学実験無機化学Ⅰ有機化学Ⅳ微分積分学Ⅰ環境科学概論地球科学概論Ⅰ2年前期の時間割例講義時間:1限(8:45~10:15)、2限(10:30~12:00)、3限(13:00~14:30)4限(14:45~16:15)、5限(16:30~18:00) ■は化学科専門科目です。1年間又は1学期に履修科目として登録できる単位数には上限があります。カリキュラム反応物性化学と合成有機化学の2つの目で、最先端化学に挑んでいます。物理化学的、構造化学的、無機化学的、有機化学的、あるいは生化学的な手法を駆使して物質を原子・分子レベルで解き明かし、その成果をもとに、新素材や機能性物質などの設計や開発、資源エネルギーの転換など、未来を先取りする最先端化学を探求しています。School of Science Chemistry化学科09学科紹介/化学科

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