sus2018
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Close-upClose-upClose-up都市・交通政策支援ユニット先進的な都市・交通に関する研究成果にもとづき、社会人の人材育成と自治体・企業等への政策支援を行うことによって、都市デザイン学部都市・交通デザイン学科と社会との連携を図るとともに、大学として社会貢献に寄与することを目的としています。先端材料研究センターhttp://www3.u-toyama.ac.jp/camric/index.html●活性金属研究部門アルミニウム、マグネシウム、リチウムを含む金属材料開発およびその周辺技術開発に関する研究の推進●軽量材料研究部門軽量材料とその構造体の製造、用途拡大およびその周辺技術開発に関する研究の推進●アルミリサイクル部門アルミニウムを含む金属材料のリサイクル技術に関する研究の推進●水素関連研究部門水素エネルギーに関する材料開発およびその周辺技術開発に関する研究の推進●新分野開拓部門前記4研究部門を俯瞰した融合領域、接合、およびカーボン、樹脂、高分子材料等と金属材料複合体を含む新規研究分野の開拓●技術連携部門前記5研究部門の研究成果の顕在化と有効活用の実施研究部門活動内容①社会人の人材育成自治体の都市・交通政策の担当者、交通事業者、交通まちづくりに取組む市民等を対象とした講義の開催②都市・交通政策支援都市・交通に関する課題解決に向けて自治体・企業等への政策支援2017年7月には、富山大学地域連携推進機構が南砺市と「“南砺で暮らしませんか!”プロジェクトに係る連携協力に関する覚書」を締結しました。その中の1つ、「今後、集落生活圏内外との交通ネットワーク等による「小さな拠点」の形成」に向け、すでに検討を始めています。地域活性化に寄与する公共交通の政策技術支援、中心市街地の活性化を促す公共空間の賑わい創出政策支援、高齢者や身体障がい者の福祉を踏まえた交通まちづくりの実践、コミュニティバスの路線設定・利用促進策の実施など。(例)地域の防災に向けた官学の取組み局地的な集中豪雨や豪雪、地震、火山の噴火といった様々な自然災害への対応が求められる中、富山大学では行政と連携しながら、防災・減災に向けて各種の取組みを行っています。活動内容①国土交通省北陸地方整備局との連携富山大学と国土交通省北陸地方整備局では、防災技術セミナーを隔年で開催し、防災・減災に向けた知識の習得を通じた防災担当者の防災技術向上と北陸地域の防災力向上に取組んでいます。平成26年2月に連携・協力に関する協定を締結しましたが、都市デザイン学部設立に伴い、今後のますますの連携強化を図っていく予定です。②富山県との連携県、関係市町村及び関係機関と協力してハザードマップを作成するなど、弥陀ヶ原火山の噴火時の防災体制の構築を目指しています。また富山大学の独自研究として、噴気活動が活発化している地獄谷において火山活動モニタリングも行っています。富山の温暖化に伴う気候変動に関する研究会や県警の災害対策アドバイザーといった協力もしており、今後も持続可能でレジリエントな都市を目指す富山のシンクタンクとしての役割を果たせるよう、地域防災に関わる各方面の機能強化を目指します。実感しながら学べる、ほど良いスケール感。デザイン思考5富山市はライトレールをはじめとした公共交通を軸に近代建築、ガラス工芸、ポスターデザインなどを融合させた美しいまちづくりに取組んでいます。また、運河の景観を活かした「富岩運河環水公園」は市民や観光客の憩いの場となっています。こうした美しいまちづくりについて、コンパクトな都市・富山で実感しながら学ぶことができます。■美しい景観との調和県内には歴史あふれる街並みが数多く残されています。鋳物産業の発祥の地「金屋町」、瑞泉寺の門前町「井波町」、北前船交易で栄えた「岩瀬町」、おわら風の盆のふるさと「八尾町」など…。また砺波平野では屋敷林に囲まれた農家が点在する「散居村」が見られ、それぞれの地に根づいた歴史文化や土地の香りを感じとることができます。■伝統的な街並みの保存県土は東西南北50km圏内に収まる大きさなので人やモノの流れがスムーズ。便利で快適な生活環境が整っています。2015年には北陸新幹線が開通し、関東・中京・関西の3大経済圏を結ぶ交通網の整備が一段と進展しました。このことは富山のみならず、日本の国土の発展や危機管理においても、非常に重要な意味をもっています。■コンパクトな県土と充実した交通網先端材料研究センターは、材料工学に関する最先端の材料関連研究を国内外の研究者・技術者と共同して推進し、国ならびに地域の産業振興に貢献するとともに、大学院における人材育成も支援することを目的としています。最高の実践フィールド TOYAMAの利点8

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