医学部50周年
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臨床部門研究開発・検査部門基礎分野【スタッフ】総合感染症センターは2018年5月に感染症に関する予防・制御・診断・治療・教育・研究を統括する目的で設立された。当初は臨床部門と研究開発・検査分門であったが、2020年4月より基礎部門が追加された。特に、新型コロナウイルス感染症のパンデミック時には、富山県内において、県衛生研究所とともに、すべての部門が極めて重要な役割を果たしてきた。さらに、令和2年度から3年連続して、文部科学省の感染症医療人材育成に関する大型事業に採択されている。・診療分野:あらゆる感染症に対して24時間365日体制で対応している。・臨床研究分野:バイオ医薬・核酸医薬・抗体医薬を含めた主として感染症治療に関する臨床研究・治験を行う。・研究開発分野:起炎菌迅速同定法(MeltingTemperaturemappingmethod)を基本とした遺伝子診断の研究開発を行っている。・検査分野:上記迅速検査を院内で実施するとともに、他施設からの受託を行う。・創薬分野:産学官連携を念頭においた、バイオ医薬・核酸医薬・抗体医薬としての新規抗微生物薬(抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗菌薬)の開発を行う。・細菌学分野:薬剤耐性・高病原性細菌感染症の診断・治療を支える病態解明と生物資源利用環境構築を行っている。・ウイルス学分野:新興ウイルスを含むウイルス感染症の診断・治療・予防につながる病態解明を行っている。センター長       山本善裕副センター長 臨床部門長      長岡健太郎 研究開発・検査部門長 仁井見英樹 基礎部門長      森永芳智(山本善裕)152 総合感染症センター

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