医学部50周年
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業務内容医師のダイバーシティ推進室は、2009年に女性医師支援室として富山大学附属病院内に設置されました。女性医師支援室は、初代室長の小児科准教授市田蕗子先生のもと、院内保育所(2007年開設)や病児・病後児保育室(2010年開設)などの環境整備をはじめとし、女性医師の復職支援、仕事と育児の両立の支援を行ってきました。2018年に米田徳子が2代目室長を拝命し、2019年には新たに6名の医師スタッフを迎え、産後の女性医師の復職支援相談や、医学生・医師向けのキャリアアップ座談会開催などを行ってきました。2022年から初期研修医、医学生のスタッフを迎え、女性医師のみならず、職場全体の労働環境の改善を目指すため、「医師のダイバーシティ推進室」に名称が変更になりました。2024年8月現在、スタッフはすべて主診療科と兼務で、室長1名、医師6名、初期研修医2名、医学科学生4名の計13名で活動を推進しております。詳細は、富山大学附属病院「医師のダイバーシティ推進室」ホームページをご参照ください。https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/medical/support医師のダイバーシティ推進室では、復職支援、育児支援、勤務継続支援をおこなっております。附属病院で働いている医師の勤務体制は、医局により異なりますが、産後の女性医師の復帰のタイミングや働き方等についての相談を受けています(E mail:wmnshien@adm.u-toyama.ac.jp)。また、Smartcaféin医学系附属病院~キャリアアップ座談会~を年2回開催しております。現地開催に加えてZoomによるライブ配信もおこなっております。その他、「本学教職員のための産休・育休等の早見表」の作成や、「医師の産休・育休の実態調査アンケート」等の調査を実施し、smartcaféで紹介、公表しました。今後も、スタッフ一丸となってダイバーシティ推進活動を進めてまいります。(米田徳子)170 医師のダイバーシティ推進室

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