平成27年度国立大学法人富山大学概

25/36

　附属図書館には、中央図書館（五福キャンパス）、医薬学図書館（杉谷キャンパス）、芸術文化図書館（高岡キャンパス）の3つの図書館があります。富山大学の学術情報の基盤施設として以下の3つの役割を担っています。 1.　教員と大学院生を含む研究者への学術情報の提供 　　研究のために電子ジャーナル、オンラインデータベース、さらに電子ブックを利用することが一般的になっています。図書館はそのような学術情報を整備し、利用しやすい形で提供するために努力しています。また、学術情報リポジトリシステム「ToRepo」によって、富山大学の研究成果を内外に発信する事業も推進しています。 2.　学部および大学院学生の勉学のための学術情報の提供 　　授業に関連する図書をはじめとして、学生に必要な図書資料や電子的資料を体系的に収集し、提供しています。またこれらを効果的に活用して学習を進めるための技能習得を目的とした情報リテラシー教育支援も行っています。 3.　快適な学習環境の提供 　　個人による学習からグループ学習やメディアを活用した学習など、様々な学習形態に対応した快適な学習環境の整備を進めています。リフレッシュ・コミュニケーションゾーンやグループ学習ゾーン、プレゼンテーションゾーンなどの機能を備えた新しいタイプの図書館を目指しています。 　The University of Toyama has three libraries, the Central Library on Gofuku campus, the Medical & Pharmaceutical Library on Sugitani campus, and the Art & Design Library on Takaoka campus. The Library's mission is to provide comprehensive resources and services in support of the research, teaching, and learning needs of the university community. To fulfill this mission, the library commits to:1. Provide e-journals, online databases, e-books as well as printed materials, and disseminate academic results of University of Toyama via 　　 institutional repository, ToRepo.2. Provide books and other materials for students and support information literacy education.　3. Provide comfortable and flexible spaces for various learning styles of students.▲ 中央図書館 Central Library▲ 医薬学図書館 Medical and Pharmaceutical Library▲ 芸術文化図書館 Art and Design Library▲ ヘルン文庫の蔵書棚 Books in the Lafcadio Hearn Library特殊コレクション　Special Collections ・ヘルン文庫　The Lafcadio Hearn Library 　ラフカディオ・ハーンLafcadio Hearn（小泉八雲、1850～1904）の旧蔵書。洋書2,069冊、和漢書364冊及び「神國日本」の手書き原稿約1,200枚からなる。旧制富山高校の設立のため多大な寄附をした富山市東岩瀬の馬場はる氏から開校記念式典にお祝いとして寄贈されたもの。 　2,069 books in English and French, and 364 books in Japanese and Chinese owned by Lafcadio Hearn and manuscript of Japan : an attempt at interpretation donated to Toyama High School, antecedent of University of Toyama in 1924 by the widow of a successful kitamae ship merchant, Baba Haru through the intermediary of Tanabe Ryuji, one of the pupils of Hearn in Tokyo Imperial University. ・川合文書　Kawai Documents 　藩政期に砺波郡戸出村（現高岡市戸出）に居住した十村（加賀藩における大庄屋の呼称）、川合家に伝来した文書で、藩政初期から明治に至るまでの農政等に関する記録、3,128点からなる。 　The Kawai family's documents recording the rural history of Toide, Takaoka City in the Edo Period, mainly concerning agricultural administration. ・菊池文書　Kikuchi Documents　藩政期に砺波郡野尻村（現南砺市野尻）に居住した十村、菊池家に伝来した文書で、藩政初期から明治に至るまでの農政等に関する記録、2,130点からなる。 　The Kikuchi family's documents recording the rural history of Fukuno, Nanto City in the Edo Period, mainly concerning agricultural administration.　　 ・鷹栖文庫　Takanosu Documents 　旧砺波郡鷹栖村（現砺波市鷹栖）の幕末以降昭和20年代に至る約100年間の村政文書類1,600点からなる。 　The Documents recording the rural administration history of Takanosu, Tonami City in the Edo Period.附属図書館　University Library242015　富山大学概要

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です