2024年度採用担当者の皆さまへ
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231 詳細は別紙1及び以下産学協議会URL参照 (https://www.sangakukyogikai.org/_files/ugd/4b2861_5a793f7f7ec243598da50a98d45771ab.pdfpdf)大学等におけるインターシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組(以下、「キャリア形成支援に係る取組」という。)は、大学等での学修と社会での経験を結びつけることで、学修の深化や学習意欲の喚起、職業意識の醸成などにつながるものであり、その教育的効果や学生のインターシップを始めとするキャリア形成支援における効果が十分に期待できる重要な取組である。本年4月に一般社団法人日本経済団体連合会と大学関係団体等の代表者により構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」(以下、「産学協議会」という。)において、「学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組み」が次の四つの類型に整理され、そのうちタイプ3及びタイプ4がインターンシップであるとされた。(学生のキャリア形成支援に係る産学協働の取組の四つの類型1)タイプ1 オープン・カンパニータイプ2 キャリア教育タイプ3 汎用型能力・専門活用型インターンシップタイプ4 高度専門型インターンシップ(試行)この整理は、産業界と学界で議論された上で決定されたものであることを踏まえ、インターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっては、その整理に基づき、取組を実施すべきである。タイプ3及びタイプ4の大学等のインターンシップ(以下、「インターンシップ」という。)については、「学生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかどうか(自らがその仕事で通用するかどうか)を見極めることを目的に、自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験(企業の実務を経験すること)を行う活動(但し、学生の学修段階に応じて具体的内容は異なる)」と定義された。一方、タイプ1及びタイプ2のうち、従来インターシップと称されていたもので、今回の産学協議会の定義では、インターンシップとは称されないが、教育的効果や学生のキャリア形成への効果が一定程度期待できるものもあることから、それらの取組を含めたインターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方について改めて示すこととする。なお、新たな取組として、タイプ4のうち博士課程におけるジョブ型研究インターンシップは、令和3年度より先行的・試行的取組として実施されており、今後の展開が期待されている。タイプ4の修士課程におけるジョブ型研究インターンシップや高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターンシップ(仮称)の実施時期等の詳細については、今後検討されることとされている。本「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」については、今後の産学協議会における検討状況や新たな整理に基づいたキャリア形成支援に係る取組の実施状況等を踏まえ、必要に応じて見直すこととする。インターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組は、学生を送り出す大学等、これを体験する学生、受け入れ企業等そぞにとって様々な意義有ものでありそれぞれの側において積極的に対応していくことが望まれる。平成……9…年……9…月18日平成26年……4…月……8…日一部改正平成27年12月10日一部改正令和……4…年……6…月13日一部改正文部科学省厚生労働省経済産業省1 大学等におけるインターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組について2 インターンシップを始めとするキャリア形成支援に係る取組の意義インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方

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