医学部案内2022
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SDGs3.すべての人に健康と福祉をSDGs4.質の高い教育をみんなにSDGs9.産業と技術革新の基盤をつくろうSDGs11.住み続けられるまちづくりを〈富山大学医学部の取組み事例〉21データサイエンスソフト(MATLAB®)("MATLAB® on Arch Linux (xfce)"by Belhor_ is licensed under CC BY-NC-SA 2.0)AIテキストマイニングの結果例(Userlocal)・日本・英国・フィンランドの公務員を対象とした ストレスと健康に関する国際共同研究・保育・教育の場におけるアレルギー疾患児への対応指導・病気と健康をテーマにした市民公開講座の開催・新しい医療機器の開発や臨床研究の実施・歩行器の開発と普及によるまちづくり などSDGsは世界的な動きデータサイエンスは今後の医療者にも必須な能力情報通信技術の発達により,様々な人々の経済活動等を逐一データ化し,ネットワークを通じた集約や分析がされるようになり,人工知能(AI)が判断を行うことも可能になっています。そのため,医療職を目指す学生にとっても,これらの最低限の知識を修得する必要性があり,可能な限り使いこなせることが求められています。幸い,北陸地区では富山大学の取組「数理・データサイエンス教育の全学必修化と北陸地区の大学連携による地域への普及」が文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育の全国展開」協力校に選定されました。令和2年度以降の入学生から数理・データサイエンス教育が必修化され,MATLAB®などの高機能なソフトウェア及びその教育資料を無料で使用することができます。金沢大学及び福井大学と連携しながら,ノウハウの共有や授業科目の提供等を行い,北陸地区の高等教育機関への普及を図っています。医学部では元々,データサイエンス科目が提供されていましたが,全学的に展開されるようになったため,データサイエンス,AIについてさらに深い学修が可能となっています。富山大学では,2015年の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。全学部の教員が協力して,SDGs関連科目を開講しています。また様々な社会活動にも取り組んでおり,学生は講義・実習を通してSDGsを学修します。データサイエンス,ビッグデータ,人工知能(AI),持続可能な開発目標(SDGs)などの新しい分野に対応した教育を実施

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