医学部案内2022
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礎となる五福キャンパス・教養教育杉谷キャンパス・専門教育2年次「和漢医薬学入門」の合同教育1年次「医療学入門」の合同教育3年次「疫学」「医療安全」「感染症」の合同教育4年次~保健・医療・福祉・介護の現場での多職種連携教育4新入生医療学研修心肺蘇生講習会合同教育による多職種連携能力の育成「教養教育」における9学部の合同教育(1年次)現代医療は,医師・看護師・薬剤師等医療職の高度の専門性と,それらの医療職の連携によるチーム医療の展開に特徴づけられます。こうした多職種連携能力を身につけるために,富山大学医学部では総合大学の強みを生かした入学から卒業まで継続した合同教育を実施しています。富山大学は9学部(人文学部,経済学部,人間発達科学部,理学部,工学部,都市デザイン学部,医学部,薬学部,芸術文化学部)からなり,約8,000名の学部生と約1,100名の大学院生が3つのキャンパスで勉学に励んでいます。すべての学部の1年次生は,五福キャンパスで一緒に教養教育を履修します。また,多数の課外活動団体「医療学入門」における医学・看護学・薬学の合同教育(1年次)医学・看護学・薬学の専門教育は,杉谷キャンパスで行われています。そこで,多職種連携能力を涵養するために,1年次の専門教育である「医療学入門」では,合同教育が行われています。医療倫理,患者・医療従事者関係,コミュニケーション技法,障害者・高齢者の医療,薬害,医療と地域社会などを合同で学修します。また,新入生医療学研修(立山研修),心肺蘇生講習会,介護体験実習,富山県立イタイイタイ病資料館見学などを行います。が活発に活動しており,学部を超えて多様な価値観と関心事を持つ学生と交流を深めることができます。医療人は,多様な価値観と関心事を持つ患者さんを理解して寄り添う能力が必要であり,貴重な人生経験となることでしょう。多職種連携教育総合大学の強みを生かした医学・看護学・薬学の合同教育が将来の多職種連携の

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