都市デザイン学部案内2022
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学部長メッセージ都市デザイン学部は、2018年4月に富山大学9番目の学部として誕生しました。現在、わたしたちは、人口減少・超高齢化や地球温暖化という、人類がこれまでに経験したことのない大きな問題に直面しています。これからも豊かな生活を続けていくためには、人口減少・超高齢化に対応しながら、地球温暖化を抑制できるよう、生活の場である「都市」をデザインしていく必要があります。本学部の3学科には、それぞれに都市デザインの重要な役割があります。地球システム科学科は都市の土台となる自然の理解を、都市・交通デザイン学科は人々の移動を含めたまちづくりを、材料デザイン工学科は都市や交通を支える材料の開発を担っています。異質な3学科だからこそ、連係により持続可能な社会を実現するための新しいアイデアが生み出せると考えています。本学部の学生は、それぞれの専門の学びと並行して、専門を超えたチームにより地域課題の発見・解決に取り組みます。富山をフィールドとして学び、富山で自分たちのアイデアを検証します。このようにして身に付けた力は、世界中どの地域でも活用できるはずです。皆さんもこの学部で未来の社会を考えてみませんか。皆さんの斬新なアイデアを期待しています。都市デザイン学部長 渡邊 了

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