21高校時代に不登校の私を助けてくれた学校の先生の存在が大きかったです。私は元々、起立性調節障害があり高校時代は不登校が続いていました。普通のことすらできなくなってしまった自分が嫌になり、うつのような症状も出ました。しかし、そんな私に真摯に寄り添い、大学進学までサポートしてくださった高校の先生がいて、それが私にとってのターニングポイントでした。誰かの人生にただ助言をするのではなく、軌道を作る仕事に憧れた瞬間は今でも忘れません。私も「子ども達の人生の軌道を作る素晴らしい仕事をしてみたい!」、と感じ、教師を志すようになりました。大学生活は“人生の夏休み”とよく言われていますが、私は逆のことを敢えて言います。大学の教授との人脈を広げた方がいいと思います。私が大学の勉強をここまで頑張れたのは、教授の人脈が広がるという最大のリターンがあったからです。いい成績を取れば名前を覚えてもらえます。YouTubeを見るのを1時間我慢すればレポートが追加で1ページ書けます。そしてなんと、学生は出席させてもらえないような学会に同席させていただいたり、本当に貴重な体験をすることができました。このように人脈とチャンスが大学にはたくさん転がっているので、ぜひ活用してみてはどうでしょうか。なぜ教員の道を選んだのですか?後輩学生へ何かメッセージをお願いします。大学という学びの環境を最大限に活かした生活をしていました。具体的には、大学の教授と仲良くなることです。私が通っていた人間発達科学部(現 教育学部)だと、大学の教授は教育界のプロフェッショナルです。研究室をノックでもすれば教授に会えるというこの上ない環境を生かさなくてはと、毎授業終わりに質問しに行っていました。また、私は自身が面白いと感じる授業にたくさん当たったので、学校に対してプラスのイメージを持っていたのでそれもよかったなと思います。どんな学生生活でしたか?人間発達科学部小学校教員 Hさん内定が決まった富大の先輩にインタビューしました!■■■■■■■■■■■■■■■■
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