線形代数演習(工学部)

  • ※掲載内容は当時のものです。

この授業では、線形代数という数学科目について勉強します。高校でも学ぶベクトルや行列について深く学ぶことが目的です。

どの科目についてもいえることだと思いますが、教える科目について担当教員が深く理解していないと良い授業をすることはできません。多くの授業では市販の教科書に沿って授業が行われます。教科書には情報がたくさん載っており正しいことが説明されているのですが、正しい事が書いてある、という事と分かるように書いてある、という事には大きな隔たりがあるように思います。個人的には、数学には理解するためにはコツのようなものがあって、そのようなコツを授業で教えるのが授業の役割だと思っているのですが、市販の教科書にはそのような著者なりの理解がざっくばらんに書かれたものが少ないように思います。それなので、市販の教科書を授業で使うと、説明の仕方が窮屈なものになると感じています。

そこで、この授業では市販の教科書は一切使わずに、担当教員が自作した講義ノートを使います。その講義ノートでは担当教員なりの理解の仕方が書かれています。また学生から質問を受けるたびに講義ノートの内容を変更していくことにより、講義ノートを改善しています。

自作の講義ノートが、市販の教科書と比べてどこまで学生にとって有用なのかは分かりませんが、自分の言葉で説明することによって理解が少しでも深まる学生がいることをいつも願っています。

担当教員
玉木 潔
学部
工学部
対象
学部:工学部
学年:2、3、4学年